11月6日金曜夜10時、第77回のゲストは、シンガーソングライターで、(社)日本歌手協会・常任理事の合田道人さんです。
合田さんの著書、2002年の『案外、知らずに歌ってた童謡の謎』をはじめとした、「童謡の謎」シリーズは、60万部の大ヒットとなりました。
最新刊は『本当は戦争の歌だった 童謡の謎』。
童謡という身近な歌の中には、兵隊や戦争という言葉が直接使われていなくても、「戦争」が潜んでいると合田さんは言います。
「我は海の子」は７番まで歌詞があったということですが、その７番に描かれているものは何か。
また、誰もが知る「桃太郎」の話は、日清戦争、日露戦争、そして先の大戦と時代に応じてどんどん変化しています。明治44年、文部省唱歌になった「桃太郎」は大人気となりました。
しかし昭和20年、終戦とともに「桃太郎」は戦犯扱いをされることになる……。
誰もが知る童謡の裏側にある「戦争」と人々の思い。
靖国神社の遊就館に展示されている佐藤源治陸軍曹長（ジャワ島ツビナン、法務死）の詩「僕は唱歌が下手でした」を読んだとき、「体に衝撃が走った」という合田さん。
戦争、命の尊さ、今の平和があるのは先人のおかげ…童謡から読み取れるメッセージをお話頂きます。
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合田道人
(社)日本歌手協会・常任理事
1961年北海道釧路市に生まれる。79年、高校在学中にシンガーソングライターとして渡辺プロダクションからデビュー。翌年、数々の新人賞を受賞。その後、音楽番組の構成演出、司会、CD監修、解説、新聞雑誌の連載、作詞作曲などで異才を発揮。2002年、『案外、知らずに歌ってた童謡の謎』が各マスコミに取り上げられ、いきなりベストセラーに。シリーズ60万部突破を記録。一般社団法人日本歌手協会理事、JASRAC正会員。
※ プロフィールは放送日2015.11.06時点の情報です
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