６月16日金曜夜10時、第161回のゲストは、徳島文理大学教授の八幡和郎さんです。
八幡さんは、通商産業省（現・経産省）出身の元官僚ですが、その八幡さんが”正義”の告発者となっている前川喜平前事務次官を断罪します。
八幡さんは、「霞ヶ関で前川氏への支持はほとんどなし」と言います。
前川氏の言い分の程度が低すぎるため、現役のみならず、OBでも前川氏への賛同者はほとんどいないとのこと。
もともと中曽根弘文さんの義兄が売りの前川前次官は「政治介入に反対するシンボルにはできない」とばっさりです。
また、「不祥事退官後の“善行”を嗤う」と八幡さん。そもそも「文部省OBの前知事が安倍首相の圧力否定」だとも。
さらに、前川前次官の異常性は、出会い系バー通いとその弁解だけでも明らかだが、「私、座右の銘が『面従腹背』なんです」もひどいと八幡さんは言います。
前川氏が１日にテレビ朝日の番組で言い放ったセリフです。
いったい前川氏とはどのような人物なのか。
文部科学省はどんな役所なのか、また官僚とはどうあるべきか。
そして加計学園問題とは何かを伺います。

八幡和郎
徳島文理大学教授

昭和26年、滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部卒。通商産業省(現・経済産業省)入省。フランス国立行政学院(ENA)留学。国土庁長官官房参事官、通産省大臣官房情報管理課長などを歴任し、現在、作家・評論家としてテレビなどでも活躍中。『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』（飛鳥新社）をはじめ著書多数。

※ プロフィールは放送日2017.06.16時点の情報です