過去の放送

Vol.176 一般公開

総選挙の争点

2017.09.29 44分

9月29日金曜夜10時、第176回のゲストは、自民党政務調査会審議役の田村重信さんです。
安倍晋三首相は28日招集の国会冒頭で衆院を解散する方針だと報道されています。それについて「大義がない」「モリカケ隠し」などネガティブな意見が様々に出ています。
これについて田村さんは、
〈かつて解散すべきと言ってた人は、安倍首相は解散できないと思って言ってただけ。ところが、解散するとなると、その人達は、驚いて、「大義がない」などと難癖を付けて批判する〉
〈解散・総選挙は、勝てる見込みのある時にするもの。大義がいくらよくても、不利な時に負ける戦いをするのは愚策。孫子を読めばわかること〉
とばっさり。
また、田村さんは、前原誠司さんがかつて「安保関連法が廃止になると、日米防衛協力(ガイドライン)の合意が履行できなくなる」(2015年11月、読売テレビ)と発言したと指摘。しかし、民進党政権公約では「安保法制を白紙化する」という。民進党は、日米関係をガタガタにして、なにをしたいのか?と述べています。
米朝関係が緊張し、朝鮮半島情勢が緊迫するなか、日本は何を選択すべきか。
日本の今後を決する総選挙、その争点をお伺いします。

Edgeブラウザではスキップ機能を利用できない場合がございます。Chrome/Firefox/Safariブラウザではスキップが可能です。

プロバイダや使用場所によっては再生が途切れる場合がございます。動画が停止した場合、ブラウザの更新ボタンを押してください。

田村重信

田村重信
自民党政務調査会審議役

一九五三年、新潟県栃尾市(現長岡市)生まれ。拓殖大学政経学部を卒業後、慶應義塾大学大学院法学研究科で「憲法と安全保障」を学ぶ。橋本龍太郎政調会長の政調会長室長、橋本総裁の総裁担当を務めた。現在、政務調査会審議役として外交・国防・インテリジェンス等を担当。防衛法学会理事、国家基本問題研究所客員研究員。近著に『知らなきゃヤバい! 防衛政策の真実』(育鵬社)、『平和安全法制の真実』『安倍政権と安保法制』(内外出版)、『日本共産党 本当に変わるのか!? 』(ビューポイント編集部編、筆坂秀世氏との共著、世界日報社)など。

※ プロフィールは放送日2017.09.29時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!