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Vol.194 一般公開

朝日の訴訟は悪徳弁護士の手口

2018.02.02 46分

2月2日金曜夜10時、第194回のゲストは、徳島文理大学教授の八幡和郎さんです。
朝日新聞による文藝評論家・小川榮太郞氏と飛鳥新社への名誉毀損訴訟は、多くの言論人から批判されています。
八幡さんも、まず5000万円という損害賠償額に驚くと指摘され、次のように書かれています。
〈名誉を回復したいということが目的ではなく、小川氏個人や飛鳥新社そのものを抹消すること、さらには、個人や弱小出版社などが、朝日新聞をはじめとするマスメディア集団を批判すること自体を封じて一罰百戒とすることが狙いとでも考えないと、合理的には理解できない〉(月刊『Hanada』2018年3月号)
さらに、朝日の訴訟は「リーガルハラスメント」として、
〈リベラルや左派の立場に立つ人も、この朝日の動きに対しては「これは間違っている」とイデオロギーを超えて抗議しないなら、リベラルなんて二度と言ってほしくない〉(同前)と強く憤っておられます。
リベラルの響きとはほど遠い、今回の訴訟。
朝日はいったい何を恐れたのか、なぜ小川氏を提訴したのか。
朝日の悪徳弁護士的ないやらしい手口と、そうしなければならなかった理由を論理的に考察して頂きます。

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八幡和郎

八幡和郎
徳島文理大学教授

昭和26年、滋賀県大津市生まれ。東京大学法学部卒。通商産業省(現・経済産業省)入省。フランス国立行政学院(ENA)留学。国土庁長官官房参事官、通産省大臣官房情報管理課長などを歴任し、現在、作家・評論家としてテレビなどでも活躍中。『蓮舫「二重国籍」のデタラメ』(飛鳥新社)をはじめ著書多数。

※ プロフィールは放送日2018.02.02時点の情報です

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