過去の放送

Vol.222 一般公開

LGBT問題、メディアの異常

2018.08.17 45分

8月17日金曜夜10時、第222回のゲストは、評論家、ジャーナリストの西村幸祐さんです。
杉田水脈衆議院議員の『新潮45』への寄稿について、メディアを挙げての批判が続いています。
朝日新聞の関連会社、朝日新聞出版が運営する『AERA dot.』は、「杉田水脈衆院議員の顔は『幸せに縁がない』? 観相学で見てみたら…」という記事を配信しました。
記事が炎上すると説明なしに削除。7月30日の夕方になって次の文を掲載しました。
〈アエラ編集部は7月27日夜、「杉田水脈衆院議員の顔は『幸せに縁がない』? 観相学で見てみたら…」と題する記事をAERA dot.で配信しましたが、内容が不適切なものであったため、同28日未明に全文を削除しました。杉田議員と関係者の皆さまにおわびいたします。〉
NHKは8月3日の『ニュースウオッチ9』で〈「生産性ない」発言に批判広がる 障害者団体などが抗議組織〉と題して放送。相模原障害者施設殺傷事件とつなげて報じました。
文藝春秋社は『週刊文春』で〈杉田水脈衆院議員に「育児丸投げ」「不倫」騒動を糺す〉と題する記事を掲載。花田編集長は産経新聞の自身の連載「花田紀凱の週刊誌ウオッチング」で、〈『週刊文春』(8月9日号)の「杉田水脈(すぎた・みお)衆院議員に『育児丸投げ』『不倫』騒動を糺(ただ)す」は典型的な“水に落ちた犬は叩(たた)け”記事。「育児丸投げ」といったって娘が中・高校時代、政治活動が忙しく祖父母に面倒見てもらっていた、というだけの話。「不倫」も噂話の域を出ない。〉とバッサリ。
さらに、朝日新聞・毎日新聞は連日のように「杉田論文」と絡めて、記事を掲載しています。
西村さんに「杉田論文」に関するメディアの異常なまでの報道と、LGB・Tについてお伺いします。

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西村幸祐

西村幸祐
ジャーナリスト/評論家

1952年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科中退。在学中より『三田文学』の編集を担当。音楽雑誌やコピーライターを経て、80年代後半よりF1などの取材、執筆活動へ。日韓W杯を機に拉致問題、歴史問題の取材、評論を展開。『撃論ムック』『ジャパニズム』を創刊、編集長を歴任。現在、アジア自由民主連帯協議会副会長。著書に『報道しない自由――なぜ、メディアは平気で嘘をつくのか』(イースト・プレス)など。

※ プロフィールは放送日2018.08.17時点の情報です

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