過去の放送

Vol.258 一般公開

追いつめられた習近平

2019.04.26 44分

4月26日金曜夜10時、第258回のゲストは、産経新聞外信部次長の矢板明夫さんです。
矢板さんは「米中貿易摩擦により中国国内の物価が上昇するとともに、中国共産党長老の間では習近平国家主席に対する不満が強まっている」としています。
追いつめられた習近平氏は、どのような戦略を持っているのでしょうか。
4月17日には、尖閣諸島沖で中国・海警局の船4隻が日本の領海に侵入しました。4月5日、8日にも中国船4隻が日本領海に侵入しているため、4月に入って3度目の領海侵入となります。
矢板さんは、習氏は自身に対する個人崇拝を追求しており、軍部では2050年までに尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐる戦争を含む6つの戦争が想定されているといいます。
その内容を詳しく伺います。
また、米中の交渉では知的財産権問題が強調されていますが、中国国内での知的財産権に対する認識はどのようなものなのでしょうか。
自身が撮影した写真が無断で香港の有力紙に使用された体験を持つ矢板さんに、米中交渉の行方について、それに伴う日中関係についてお伺いします。

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矢板明夫

矢板明夫
産経新聞外信部次長

1972年中国天津市生まれ。15歳のときに残留孤児2世として日本に移り住む。1997年慶応義塾大学文学部卒業。同年松下政経塾に入塾(第18期)。研究テーマはアジア外交。その後、中国社会科学院日本研究所特別研究員、南開大学非常勤講師などを経て、2002年中国社会科学院大学院博士課程修了後、産経新聞入社。さいたま総局などを経て、07年から産経新聞中国総局(北京)特派員。17年から現職。著書に『習近平の悲劇』(産経新聞出版)、『習近平 なぜ暴走するのか』(文春文庫)、『私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた』(石平氏との共著、ビジネス社)などがある。

※ プロフィールは放送日2019.04.26時点の情報です

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