８月２日金曜夜10時、第272回のゲストは、政治評論家の加藤清隆さんです。
参院選が終わり、与党は勝利しましたが、「改憲勢力」の自民、公明、維新では、改憲の発議に必要な「3分の2」に達しない状況が生まれています。
自民党の二階俊博幹事長は、参院選後即座に、安倍晋三首相の「総裁４選」について「そう判断してもおかしくない」と触れました。
安倍首相は党総裁４選に関しては「全く考えていない」と否定しています。
また安倍首相は、自民党総裁任期中の衆院解散・総選挙について「選択肢から外しているわけではない」と述べるなど、含みを残しています。
安倍首相の自民党総裁の任期は2021年の９月30日までで、衆院議員の任期満了は同年10月21日までです。
しかし今年2019年、来年2020年の政治日程は目白押しです。
今年10月22日には「即位礼正殿の儀」が行われます。
また、消費税率10パーセントへの引き上げは10月１日で、来年はオリンピックが控えています。
安倍４選、憲法改正とともに、今後の政治の動きを加藤さんに詳しく伺います。
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加藤清隆
政治評論家
1952年５月長崎市生まれ。77年早稲田大学政経学部卒、時事通信社に入社。政治部配属。福田、大平両首相番、新自由クラブ担当。80年４月山口支局。85年４月再び政治部。後藤田正晴官房長官番、橋本龍太郎幹事長番、自民党竹下派担当。外務省キャップ。94年８月ワシントン特派員。97年９月官邸キャップ。2000年政治部次長、02年政治部長、04年整理部長兼解説委員、06年1月静岡総局長を経て、10年7月解説委員長。12年には定年退職したものの、そのまま同社の特別解説委員に。14年９月、時事通信特別解説委員を辞任。
※ プロフィールは放送日2019.08.02時点の情報です
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