過去の放送

Vol.297 一般公開

立憲・国民 合流劇の茶番

2020.01.24 43分

1月24日金曜夜10時、第297回のゲストは、元産経新聞政治部長で政治ジャーナリストの石橋文登さんです。
国民民主党と立憲民主党が合流をめぐってごたごたしています。
立憲民主党は国民民主党に対して、20日までに合流について結論を出すよう求めていますが、国民民主党内には慎重論があり、合流推進派との対立が生まれています。
国民民主党の玉木雄一郎代表は17日に「本当の意味での大きな固まりになっていかなければいけない。また分かれて、小さく分散してはだめだ」「できるだけ多くの皆さんが納得して参加できるプラットフォーム作りをしたい」(ものづくり産業労働組合の中央委員会での挨拶)と発言したということですが、この先、どうするつもりなのでしょうか。
時事通信による1月の世論調査(2020年1月10~13日に実施)で、安倍内閣の支持率は前月比0・2ポイント減の40・4%。
政党支持率は、自民党が前月比1・9ポイント増の24・9%。
立憲民主党は0・5ポイント減の3・3%、国民民主党0・3ポイント増の0.9%です。
産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)の合同世論調査(2020年1月11、12日)では、立憲民主、国民民主、社民の野党3党に合流を目指す動きがあることを踏まえ、野党の望ましいあり方を聞いたところ、「3党が独立の政党として協力」が43・5%で最も多く、「3党の合流」は24・1%。
3党の合流を目指す動きに「大義があると思う」は26・4%。「思わない」は54・1%でした。
いったい立憲民主党と国民民主党は何のために合流するのでしょうか。
石橋さんに伺います。

Edgeブラウザではスキップ機能を利用できない場合がございます。Chrome/Firefox/Safariブラウザではスキップが可能です。

プロバイダや使用場所によっては再生が途切れる場合がございます。動画が停止した場合、ブラウザの更新ボタンを押してください。

石橋文登

石橋文登
政治ジャーナリスト

政治ジャーナリスト、産経新聞前編集局次長兼政治部長。1966年、福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。拉致問題、郵政解散をはじめ小泉政権から麻生政権まで政局の最前線で取材。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役。

※ プロフィールは放送日2020.01.24時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!