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Vol.298 一般公開

最強メンバーが選ぶ 「ポスト安倍」は誰?

安倍官邸の「新型肺炎」危機管理能力を採点

2020.01.31 120分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今夜の特別番組では「ポスト安倍」の宰相人事を語りました。
 憲法改正をはじめ、やるべき課題をこなせないまま、日本はコロナウィルス問題、習近平政権、トランプ政権などの圧力や脅威の前に立たされています。どの時代と比べても、これ程の課題が積み上がってしまった時代はなかったのではないか。そんな思いを抱かさせられる状況下で、一体だれにこの国の政治を託せばよいのでしょうか。
 岸田文雄、茂木敏充、菅義偉、加藤勝信の4氏をはじめ、小泉進次郎、河野太郎両氏らの資質について論じました。表にはあまり出てきませんが、次の世代の日本のリーダーとして大いに可能性があるのが、萩生田光一氏、小野寺五典氏らです。これら次世代を担う政治家たちの性格、国家観、外交政策、経済政策等を幅広く最強のゲストと共に語りました。
 ゲストは、石橋文登氏、門田隆将氏、上念司氏、そして花田紀凱氏です。楽しく、深い会話になったと思います。私たちの一致した見方は安倍首相のコントロールの効くのは岸田氏であり、岸田政権を経由してその後、安倍首相が再登板するのが日本の進むべき道だという所に落ち着きました。

≪特番で語られた論点≫
【先出し討論】
  安倍官邸の「新型肺炎」危機管理能力を評価
【第一部】最強メンバーが選ぶ「ポスト安倍」は誰?
 1.次期総理になるための7条件
 2.石破茂氏だけは総理にしてはいけない
 3.加藤勝信氏は“The役人”
 4.安倍首相の憲法改正に岸田派が必要 
 5.景気が悪くなると政権はもたない
 6.安倍首相の目標は憲法改正の発議
 7.菅義偉氏は大きな政治決断ができる
 8.茂木敏充氏は国家観を感じさせない
【第二部】「令和」が求める宰相像
 1.小泉進次郎氏は“どうでもよい男”
 2.世襲議員は父が生きている間は大成しない
 3.仮面をかぶっている河野太郎氏
 4.都知事選で山本太郎氏が当選する可能性
 5.萩生田光一氏、小野寺五典氏が次世代候補

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石橋文登

石橋文登
政治ジャーナリスト

1966年、福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。拉致問題、郵政解散をはじめ小泉政権から麻生政権まで政局の最前線で取材。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役。

※ プロフィールは放送日2020.01.31時点の情報です

門田隆将

門田隆将
ノンフィクション作家

1958年高知県安芸市生まれ。中央大学法学部政治学科卒業後、新潮社に入社。『週刊新潮』編集部に配属、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008年4月に独立。週刊新潮時代は、特集班デスクとして18年間にわたって様々な分野で800本近い特集記事を執筆。著書に『裁判官が日本を滅ぼす』(新潮社)、『なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日』(新潮社)、『太平洋戦争 最後の証言』シリーズ(小学館)、生前の吉田昌郎所長に単独、長時間インタビューして書き上げた『死の淵を見た男—吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』(PHP研究所)、『日本、遥かなり エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」』(PHP研究所)など多数。『この命、義に捧ぐ—台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社)で第19回山本七平賞受賞。最新刊は『オウム死刑囚 魂の遍歴 ~井上嘉浩すべての罪はわが身にあり~』。

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上念司

上念司
経済評論家

株式会社「監査と分析」代表取締役。1969年、東京都生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。在学中は日本最古の弁論部・辞達学会に所属。日本長期信用銀行、臨海セミナーを経て独立。2007年より、経済評論家・勝間和代氏と株式会社「監査と分析」を設立。取締役・共同事業パートナーに就任。2011年の東日本大震災に際しては勝間氏と共に「デフレ脱却国民会議」を設立し、事務局長に就任。震災対策として震災国債を日本銀行の買いオペ対象とすることを要求。白川方明総裁までの日本銀行の政策を強く批判してきた。著書に『テレビ局はなぜ「放送法」を守らないのか —民主主義の意味を問う』(ベストセラーズ)、『財務省と大新聞が隠す本当は世界一の日本経済』『習近平が隠す本当は世界3位の中国経済』(講談社+α新書)など多数。

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