岩田清文
第34代陸上幕僚長
1957年生まれ。79年に防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。戦車部隊勤務を経て、93年、米陸軍指揮幕僚大学へ留学。2010年、陸将、第7師団長。11年、統合幕僚副長。12年、北部方面総監。13年、第34代陸上幕僚長と歴任し、16年に退官。
※ プロフィールは放送日2020.07.17時点の情報です
7月17日金曜夜10時、第322回のゲストは、第34代陸上幕僚長の岩田清文さんです。
尖閣周辺で中国当局の船が、88日連続で確認されています(7月10日現在)。平成24年9月の尖閣諸島国有化以降で、最長の連続日数を更新しました。
アメリカのポンペオ国務長官は中国による沖縄県・尖閣諸島周辺海域への領海侵入や南シナ海への進出を挙げ「中国は領土紛争をあおっている。世界はこのいじめを許すべきではない」と述べています(8日)。
虎視眈々と尖閣奪取を狙う中国に、日本はどう対抗すべきなのでしょうか。
元自衛隊最高幹部の岩田さんは、中国の尖閣占領をシミュレーション。自衛隊の防衛を総点検しています。
中国はどのような形で尖閣占領を狙うのか。
その時に必要な日本の体制とはどのようなものなのか。
リアルな話をお伺いします。
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ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。
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