令和４年４月22日金曜夜10時、第414回のゲストは評論家の石平さんです。
ウクライナ侵略戦争を行っているロシアのプーチン大統領。
台湾を虎視眈々と狙う中国の習近平国家主席。
21世紀の現在に力による現状変更、侵略をすすめるプーチン大統領と習近平国家主席は、現在どのような関係なのでしょうか。
石平さんは、中国がウクライナ侵攻前からプーチン大統領を支援する姿勢を取っていたとして「中国はロシアの侵略戦争に加担した」と指摘。
その背景には「台湾併合」があるとしています。
そして、
「西側とロシアの対立が深まれば、西側が中国問題に対処できなくなる。ロシアがウクライナを支配すれば台湾侵略戦争の追い風になる」
とも指摘しています（産経ニュース、４月11日）。
では、中国の習近平国家主席は、ロシアによるウクライナ侵略から何を読み取っているのでしょうか。
「台湾有事は遅れるかもしれないが中国は侵略戦争を諦めることはない」（同前）とする石平さんに、プーチンと習近平、そして日本がいま行うべきことを伺います。

石平
評論家

1962年、四川省生まれ。北京大学哲学部を卒業後、四川大学哲学部講師を経て、88年に来日。95年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。2007年、日本に帰化。2002年に『なぜ中国人は日本人を憎むのか』(PHP研究所)を発表し、中国の反日感情の高まりを警告、以後、中国や日中関係の問題について、講演・執筆活動・テレビ出演などで精力的に展開している。第23回山本七平賞受賞。著書多数。

※ プロフィールは放送日2022.04.22時点の情報です