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Vol.422 一般公開

参院選、野党公約を徹底批判

2022.06.17 42分

令和4年6月17日金曜夜10時、第422回のゲストは参議院議員の和田政宗さんです。
6月22日公示、7月10日投開票予定で、参議院議員選挙が行われます。
岸田内閣の直近の支持率は66%(日経・5月27日~29日調査)、自民党支持率は51%と、岸田内閣支持率や自民党への支持が高く、自民党に「楽勝ムード」が漂っています。そんな中、和田政宗さんは「私は自民党にとって極めて厳しい戦いになると考えている」と述べています(2022年06月05日「世論調査ではわからない岩盤保守層の自民党離れ」、月刊Hanadaプラス)。
さらに、こう分析しています。
〈SNSの動向や全国各地での意見交換で感じるのは、安倍政権の国政選挙の際には必ず支えていた岩盤保守層約20%が今回そのまま自民党に投票するのかという点である。
岩盤保守層では、岸田政権の外交政策などを明確に支持しないと意見表明をする人が相次いでいる。20%のうち10%弱はすでに自民党支持をやめているとみられ、これらの方々は、参政党や新党くにもりに投票するか、投票に行かないという行動を取るとみられる。その数は、1人区の選挙区で3万人にも及ぶとみられ、「立憲共産」共闘候補と接戦の選挙区では自民党候補はかなり厳しい状況となる〉(同前)
また、野党の参院選公約が発表されました。立憲民主党は公約で憲法改正に「自衛隊を明記する自民党案では、戦力不保持・交戦権否認を定めた9条2項の法的拘束力が失われるので反対」、防衛費については「総額ありきではなく、メリハリのある防衛予算で防衛力の質的向上を図る」としています。共産党は公約で「憲法9条改正に反対」「日米安保条約を廃棄」「急迫不正の侵害を受けた時には、自衛隊を含めあらゆる手段を活用」などとしています。
岩盤保守層の自民党離れ、野党の公約など、参院選についてお伺いします。

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和田政宗

和田政宗
参議院議員

1974年10月14日、東京生まれ。慶應義塾大学法学部政治学科卒業(日本外交史)。1997年、アナウンサーとしてNHKへ入局。新潟局、帯広局、大阪局を経て2009年7月より仙台局に勤務。東日本大震災の報道や取材に携わる。2013年7月21日、第23回参議院議員選挙において、みんなの党公認で出馬し、宮城県選挙区で初当選。

※ プロフィールは放送日2022.06.17時点の情報です

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