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Vol.424 会員限定

参院選とその後の政局

2022.07.01 46分

令和4年7月1日金曜夜10時、第424回のゲストは産経新聞論説委員兼政治部編集委員の阿比留瑠比さんです。
7月10日投開票の参院選、中盤の情勢についてまず伺います。
自民党、公明党、日本維新の会、国民民主党の「改憲勢力」が参院でも3分の2を維持すれば、国会で憲法改正を発議することが可能になります。その「3分の2」に必要な数は82議席となっています。
次に参院選後の岸田政権の政策や人事、安倍晋三元首相との関係について伺います。
今回の参院選はロシアによるウクライナ侵略によって世界情勢が大きく動く中、日本のあり方を議論する重要な機会のはずです。
しかし、6月21日に行われた日本記者クラブ主催の「9党首討論会」は、「弛緩した空気が漂っていた」「安全保障の在り方やエネルギー問題など白熱した議論を期待したが、実際は各党首の答弁は不明瞭なものが目立った」と阿比留さん(6月21日、産経ニュース)。岸田文雄首相は、記者クラブ企画委員から、バイデン米大統領と合意した防衛費の「相当な増額」のイメージや財源を問われて、こう回答したということです。
「各国の状況もしっかり見ながら、わが国として必要な防衛力、これをしっかり用意しましょうと申し上げている。まずは必要なものを用意する中で必要な予算がどれだけか、どれだけの予算が必要かが見えてくる。そしてその予算の額によって、財源も考えていかなければいけない」(同前)
その防衛費のGDP比2%への増額を求める「旗振り役」だった防衛省の島田和久事務次官を退任させる人事が波紋を呼んでいます。島田氏は安倍晋三元首相の首相秘書官を約6年半務めました。今年年末までに国家安全保障戦略など戦略3文書の改定作業が行われるため、島田氏の続投は既定路線で、岸信夫防衛相や安倍元首相は続投を希望しましたが、就任2年での交代は慣例などとして受け入れられませんでした。
参院選と、選挙後の政局について伺います。

阿比留瑠比

阿比留瑠比
産経新聞論説委員兼政治部編集委員

1966年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。90年、産経新聞社入社。仙台総局、文化部、社会部を経て、98年から政治部。首相官邸、自由党、防衛庁、自民党、外務省などを担当し、首相官邸キャップ、外務省兼遊軍担当などを歴任。2013年、政治部編集委員。15年、論説委員兼政治部編集委員。 著書に『だから安倍晋三政権は強い』『偏向ざんまい GHQの魔法が解けない人たち』『破壊外交 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』『決定版 民主党と日教組』(いずれも産経新聞出版)、『総理の誕生』(文藝春秋)、『政権交代の悪夢』(新潮新書)など。

※ プロフィールは放送日2022.07.01時点の情報です

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