令和５年１月６日金曜夜10時、第451回、今年最初のゲストは嘉悦大学教授の髙橋洋一さんです。
昨年12月に「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」の安保３文書が閣議決定されました。それに伴う防衛費の増額をめぐり、岸田文雄首相は不足する財源は法人税などの増税で賄うとの方針を示しています。
しかし、自民党内には経済の復活を阻むことになる増税を今、行うことに反対する声も大きくあります。安倍晋三元総理は生前に防衛費を国債でまかなう案を示していました。
萩生田政調会長は、増税の前に衆議院の解散・総選挙を行い国民の信を問う必要があると述べています。
ロシアのウクライナ侵略などでのエネルギー価格の上昇、物価高を、どうすれば今年の日本は乗り越えていけるのでしょうか。
今年の世界経済、日本経済について伺います。

髙橋洋一
嘉悦大学教授

(株)政策工房会長、嘉悦大学教授。1955 年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。80 年、 大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンス トン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、 内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉純一郎内閣・第1次安倍晋三内閣で経済政策のブレーンとして活躍。著書に『さらば財務 省!』(講談社、第 17 回山本七平賞受賞)、『マスコミと官僚の「無知」と「悪意」』『日経新聞と財務省はアホだらけ』（田村秀男氏との共著、共に産経新聞出版）、『「消費増税」は嘘ばかり』 (PHP新書) 、『図解 統計学超入門』（あさ出版）など多数。

※ プロフィールは放送日2023.01.06時点の情報です