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Vol.138 一般公開

審議の先延ばし優先の安保国会を糺す

安保専門家でなく国会対策議員が跋扈する

2015.06.12 61分

 集団的自衛権の限定的行使容認をふくんだ安保法制関連法案をめぐる国会審議が5月26日から始まりました。政府は6月24日までの会期を延長し成立を図る構えです。日本の将来がかかった審議ですが、重箱の隅を突っついたような質問や野次、議論の先延ばし、食い違う大臣の答弁など国会対策を優先したような審議が続きます。さらに衆院憲法審査会で自民党推薦の憲法学者が野党推薦の憲法学者と同様に集団的自衛権の行使容認を違憲と主張、まるで自民党がオウンゴールをしたような事態となり、審議は昨年7月の集団自衛権の閣議決定に戻ってしまった感さえあります。真正面からの議論ができない安保法制論戦をどうすれば糺すことができるのか、米国が内側を向いてしまい、南シナ海などで中国の傍若無人な現状変更が行われている国際社会の変わり目の時代に、この安保法案を私たちはどう理解すれば良いでしょうか?
 言論テレビでは、自民、民主を代表する安全保障問題の論客である小野寺五典前防衛大臣と長島昭久元防衛副大臣をゲストにお招きし、櫻井キャスターと改革への志が溢れる生討論番組を制作しました。安保法制問題を理解する絶好の動画ですので、是非ご覧ください。 

≪動画インデックス≫
 1.なぜ国会審議が大混乱に陥ったのか
 2.憲法審査会のオウンゴールは自民党の気が緩んでいるからだ!
 3.安保の専門家でなく国会対策のテクニックが得意な長妻、辻元議員が前に出る
 4.大混乱はフイルムを昨年7月1日の集団自衛権の閣議決定まで巻き戻した
 5.憲法は変えないと言う人が集団自衛権は憲法を改正して議論すべきという不思議
 6.安倍首相は自衛隊員のリスクをどう表現すべきか
 7.憲法学者の8割は自衛隊を憲法違反だと言う、無くすのかと聞けばあやふやに
 8.歴代の自民党政権は砂川判決で確定した集団自衛権を行使しなかった理由
 9.民主党の代案は、日本周辺で起こった事態には集団自衛権で一定の行動ができる
10.国際平和支援法が「特措法」ではなく「一般法」である意味
11.民主党の中にも議論せずに“侵略戦争レッテル貼り”をする議員がいる
12.大改革を行うには「安倍さんは急ぎ過ぎ、野党は先延ばし過ぎ」
13.今国会で安保法制が不成立なら、間違ったイメージを中国などに与える

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小野寺 五典
衆議院議員(前防衛大臣)

1960年宮城県生まれ。東京水産大学卒、松下政経塾、東京大学大学院法学政治学研究科修了。1997年衆議院宮城6区補欠選挙で初当選。2000年米国ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究所客員研究員。2007年外務副大臣(第1次安倍改造内閣)、2012年防衛大臣(第2次安倍内閣)を歴任。

長島 昭久
衆院議員元防衛副大臣

1962年神奈川県生まれ。東京21区選出衆議院議員5期目。慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了、米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院SAIS修士課程修了。野田内閣で内閣総理大臣補佐官外交及び安全保障担当、防衛副大臣を歴任。現在、民主党副幹事長・東京都連幹事長。著書に『日米同盟の新しい設計図ー変貌するアジアの米軍を見据えてー』、『国防の論点 -日本人が知らない本当の国家危機-』石破茂らと共著、『「活米」という流儀 -外交・安全保障のリアリズム』など。

※ プロフィールは放送日2015.06.12時点の情報です

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