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Vol.191 一般公開

金美齢と史明を結ぶ4枚の思い出写真

蔡英文「貴方が流した涙は私達台湾人の涙」

2016.06.17 60分

  1月の台湾総統選挙で当選した民進党の蔡英文主席(59)が5月20日、第14代総統に就任しました。台湾史上初めての女性総統の誕生です。蔡総統は就任演説で、中国が強く求めた「一つの中国原則」の受け入れを表明にせずに、「私たちは米国、日本、欧州を含めて友好的な民主主義国家と関係を深めていきたい」と強調しました。
 対談の冒頭で、金美齢さんは民進党の大躍進を「今回の勝利の一番素晴らしいところは、みんなが、台湾人だというアイデンティティーを確立したってこと」と指摘しました。
 史明叔父さんは、台湾の人々が尊敬する伝説の台湾独立革命家で、97歳になります。今年1月の総統選挙の前日の決起集会で史明叔父さんは最前列に座りました。普段の蔡主席は喜怒哀楽を見せないクールな性格ですが、その蔡主席が涙ながらに史明叔父さんに向かって訴えたのです。
 この蔡英文演説を、櫻井キャスターは、日本で金美齢さんと電話で会話しながらインターネット生中継で見ていたのです。
 対談の中で、櫻井キャスターはその時の蔡英文演説をこのように再現しました。「史明叔父さん、『貴方の流した涙は私たちの流した涙です』って蔡さんは言ってね。私(櫻井)は思い出すと涙が出るくらいに、その演説が素晴らしかった。『貴方の悲しみを台湾の喜びに変えます』と。『私(蔡)は強くなります。私が強くなれば、台湾が強くなります』って言ったんですよ」と櫻井キャスターはその時の感動を思い出すように目にうっすらと涙をにじませながらこう語りました。
 革命運動家の史明叔父さんは、金美齢夫妻の日本亡命時代の親代わりでした。金美齢さんは櫻井キャスターとの対談に、金美齢さんの青春時代の思い出になる4枚の秘蔵写真を持ってきてくれたのです。この写真には40年前に台湾独立運動デモをする史明叔父さんの若かりし頃、ロングヘアーで青春を謳歌する金美齢さんと夫の周英明さんが映っています。この秘蔵映像は対談動画の中でぜひご覧いただきたいと思います。

≪動画インデックス≫
 1.民進党大勝利の意味は「台湾人としてのアイデンティティーが確立された」
 2.蔡英文総統の「学ぶ力」の強さ
 3.クールな蔡英文女史が総裁選挙前日の決起集会で涙ながらに訴えた
 4.蔡英文「史明叔父さんの流した涙は私たち、台湾人の涙です」
 5.金美齢さんと史明叔父さんを結ぶ4枚の思い出写真
 6.台湾人も日本人も受けた恩は決して忘れない
 7.中国は蔡総統の台湾に考えられる限りの邪魔をする
 8.「中国との会談は行ったが、合意には至っていない」と主張する意味
 9.蔡英文総統はポジションと共に成長を続けてきた
10.なぜ東京の定宿は「キャピタル東急」なのか
11.米国留学組が多い民進党は日本通が少ない

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金美齢
評論家

1934年台湾・台北生まれ。日本敗戦後国民党による台湾人弾圧を経験し、1959年に留学生として来日、台湾民主化運動に参加する。このため反政府ブラックリストにのり、台湾に帰国できなかったが、台湾の民主化が進み、1992年に30余年ぶりに帰国した。その間、日本では1971年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了、大学院生の時から聖心女子学院、東京女子大学などの講師を歴任した。早稲田大学では1996年まで20年以上にわたり英語教育に携わった。ケンブリッジ大学客員研究員、台湾総統府国策顧問などを経て、現在、学校法人JET日本語学校理事長。評論家としても、教育問題など幅広い分野で様々な提言を行っている。著書に『私は、なぜ日本国民になったのか』『凛とした日本人』『美しく齢を重ねる』など多数。

※ プロフィールは放送日2016.06.17時点の情報です

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