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Vol.279 一般公開

緊急報告!金正恩が怯える小型核爆弾

韓国の大統領府中枢は北朝鮮に心酔している

2018.02.23 62分

 西岡力氏のソウル緊急報告は、メディアが報じない、掴むことができない大切な情報が満載しています。まず、西岡氏が対談で示したのは、文在寅大統領と金正恩の妹与正氏との青瓦台での記念写真です。この写真の異常さは、後ろの「通じる」という字を書いた「書」で、作者は申栄福という人です。申栄福は金日成が韓国の地下に作った統一革命党の秘密党員です。1968年に韓国中央情報部(KCIA)は秘密組織の結成に関わった150人以上を検挙、武装工作船、機関銃、手榴弾などを押収しました。申栄福は検挙された一人です。西岡氏は「申栄福の書いた書が青瓦台の中に飾られ、金日成の孫がその前で写真を撮っている」と述べると、櫻井キャスターは「韓国の大統領府は、北朝鮮を心酔している人たちで占められている」と指摘しました。
 さらに、西岡氏は米軍関係者の情報をとして「金正恩は緊張が高まれば地中深く隠れるが、地中を貫通して周りには被害を与えないB61という小型核爆弾ならば、地下にいる何人かが死ぬだけで、放射能は広がらない。北朝鮮の核の脅威に対しては、核以外では抑止ができない」と述べ、金正恩は小型の核爆弾に怯えていると語りました。対談の中で西岡氏は≪対談で語られた論点≫のように、日本のメディアが報じない様々な情報を披露しました。

≪対談で語られた論点≫
 1.金正恩が怯える米国の小型核爆弾
 2."あの世からの使い"金元弘部長の末路
 3.地中を貫くB61小型核爆弾の威力
 4.核に対しては核でしか抑止ができない
 5.幻の米朝会談の裏側
 6.韓国がテロ首謀者金英哲の入国を許す理由
 7."北の代理人"任鍾晳が大統領室秘書室長
 8.文在寅と金与正は地下組織の書の前で写真
 9.イヴァンカ米大統領補佐官のミッション
10.文在寅は憲法改正し自由民主の自由を消す
11.米中間選挙前、9月~11月に何が起こるか?
12.拉致被害者の所在情報がつかめない

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西岡 力

西岡 力
麗澤大学客員教授

1956年東京都生まれ。1979年国際基督教大学卒、筑波大学大学院修士課程修了、韓国・延世大学校に留学。2000年 東京基督教大学教授、2016年 麗澤大学客員教授。現代コリア研究所の発行誌『現代コリア』の編集長。1998年「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」の設立に関与し、現在「救う会」の会長を務める。国家基本問題研究所に評議員・企画委員。著書に『北朝鮮に取り込まれる韓国』(PHP研究所)、 『日韓「歴史問題」の真実』(PHP研究所)、 『韓国分裂―親北左派vs韓米日同盟派の戦い』(扶桑社)、 『北朝鮮の「核」「拉致」は解決できる』(PHP研究所)、『南・北朝鮮、同時崩壊か?』(東京財団)、『よくわかる慰安婦問題』(草思社)『金賢姫からの手紙』(草思社) など多数。

※ プロフィールは放送日2018.02.23時点の情報です

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