東京都知事選の選挙戦がスタートしました。候補者は出そろいましたが、日程上の理由や「単独」を優先するという理由で細川護煕候補が公開討論会に出席を避けていました。投票日まで残り1週間となり、テレビやネットでの公開の討論会がようやく始まってきました。細川候補の戦術転換があったのでしょうか。今回の都知事選の奇妙な特徴は、候補者よりも候補者を後ろから支える人物に注目が集まっている点です。原発ゼロで登場した細川候補を後ろから支える小泉純一郎元首相と舛添要一候補を支える安倍晋三首相で、二人の対決は、師弟対決、代理戦争などと言われています。小泉元首相と安倍首相を語るのならばこの人以外にはいません。小泉元首相の首席秘書官で現在、安倍内閣の特命担当内閣官房参与の飯島勲氏です。1月に『政治の急所』を出版された飯島氏に、都知事選はどうあるべきなのか、人口1,300万を超える首都のリーダーにふさわしいのは誰なのか、小泉元首相と安倍首相の人物比較、そしてこれからの日本の政治や外交のあり方などざっくばらんに、そして大胆にお聞きするのが企画の狙いです。
≪動画インデックス≫
1.どんな選挙でも告示された途端に勝負は決まっている
2.飯島流の都知事選挙予想では1位と2位は100万票以上の差で決まる
3.候補者(細川氏)が先に演説し、人寄せパンダ(小泉氏)後で演説する不思議
4.原発ゼロだけのシングルイシューで都知事は選べない
5.小泉進次郎は大臣のサブとして雑巾がけからやってもらいたい
6.小泉&細川が負けるとしたら、もはや政治生命がなくなる
7.安倍さんは24時間内閣総理大臣の生活だが、小泉さんは個人を上手く使った
8.日中首脳会談は少なくとも3,4ヶ月経てば開けると感じている
9.日本をこうしたいという政策を発信できる政治家がいなくなった
10.外務省アジア太平洋局長がハノイで北朝鮮外交筋に会ったという記事は全くの嘘
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飯島 勲
内閣官房参与
1945年長野県生まれ。東京電機大学短大電気科を卒業。1972年初当選した小泉純一郎元首相の秘書に就任、以来30年間、衆院選10期連続当選の小泉議員の政策担当秘書を務めた。小泉議員入閣とともに厚生大臣秘書官、郵政大臣秘書官、その後再び厚生大臣秘書官となる。自民党秘書会副会長なども務め、永年秘書衆議院議長表彰を受けた。現在、安倍政権の内閣参与(特命担当)、松本歯科大学特任教授。著書に『小泉官邸秘録』、『実録小泉外交』、『小泉元総理秘書官が明かす 人生「裏ワザ」手帖』、『政治の急所』など多数。
※ プロフィールは放送日2014.01.31時点の情報です