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Vol.381 会員限定

緊急特番『言論の自由は守られたのか』

櫻井×植村慰安婦記事高裁判決を徹底検証

2020.02.07 116分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今夜は私の直面している裁判のことで二時間の特番をしました。五年前、朝日新聞の元記者、植村隆氏に訴えられ、損害賠償を請求されました。植村氏の書いた慰安婦の記事は捏造だと見られても仕方がないと書いたことについて訴えられたのです。
 そして一昨年晩秋、札幌地裁で私の方が完全に勝ちました。植村氏は控訴し、今回2月6日に判決が出ました。一審より踏み込んだ形で明確に勝ちました。
 裁判所は「植村隆氏の社会的評価は櫻井の記事によって低くなったが、櫻井の記事は公益に資する」「批判は櫻井の意見乃至論評であり、許容される」と明言してくれました。
 言論人が言論で戦わず裁判を起こして自分の主張を認めさせようとする。このような事が続けば言論の自由は失われてしまいます。日本が直面する歴史戦争に私たちの側がまず勝つことができたと言えます。
 今回の判決によって言論の自由は守られましたが、植村氏らを支える韓国と中国との歴史戦はまだ終わっていません。こうして完全勝利したことは私にとって大いなる勇気づけであり、これからも事実を掘り起こして日本を貶める人々と戦っていきなさいという天命であろうと思います。

≪対談で語られた論点≫
【第一部】慰安婦記事訴訟高裁判決を徹底検証
 1.林いずみ主任弁護士が櫻井勝訴判決を分析
 2.「女子挺身隊」と「慰安婦」の違い
 3.なぜ挺身隊と慰安婦を結び付けたのか?
 4.これが植村氏控訴をすべて棄却した論理だ
 5.櫻井論文に意見、論評を逸脱した記述なし
 6.なぜ控訴審が東京でなく札幌になったか? 
 7.植村氏の行動に朝日新聞が困っている
 8.植村氏の裁判継続は“政治運動”
 9.言論人は言論で戦え!
【第二部】慰安婦問題を海外にどう伝えるか
 1.櫻井弁護団は英語で慰安婦問題Q&A作成
 2.反日的ジャパンタイムズの論調が変った
 3.完全勝訴した櫻井よしこの「決意表明」

西岡力
「救う会」会長・麗澤大学客員教授

1956年東京都生まれ。1979年国際基督教大学卒、筑波大学大学院修士課程修了、韓国・延世大学校に留学。2000年 東京基督教大学教授、2016年 麗澤大学客員教授。現代コリア研究所の発行誌『現代コリア』の編集長。1998年「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」の設立に関与し、現在「救う会」の会長を務める。国家基本問題研究所に評議員・企画委員。著書に『北朝鮮に取り込まれる韓国』(PHP研究所)、 『日韓「歴史問題」の真実』(PHP研究所)、 『韓国分裂―親北左派vs韓米日同盟派の戦い』(扶桑社)、 『北朝鮮の「核」「拉致」は解決できる』(PHP研究所)、『南・北朝鮮、同時崩壊か?』(東京財団)、『よくわかる慰安婦問題』(草思社)『金賢姫からの手紙』(草思社) など多数。

林いづみ
弁護士

検察庁検事を経て1987年弁護士登録。知的財産戦略本部員。規制改革会議・同推進会議委員医療・介護WG座長、日弁連知的財産センター長、日本知的財産仲裁センター長等を歴任。中央大学法科大学院客員教授2007~2017。国内・国外の企業法務や知的財産に関する相談、契約交渉、紛争解決を数多く手がける。

ケントギルバート
米カリフォルニア州弁護士

1952年、米アイダホ州生まれ。71年に初来日。80年、法学博士号・経営学修士号を取得し、国際法律事務所に就職。83年、テレビ番組「世界まるごとHOWマッチ」にレギュラー出演し、一躍人気タレントとなる。現在は講演活動や企業経営を行っている。著書に『不死鳥の国・ニッポン』(日新報道)、『まだGHQの洗脳に縛られている日本人』(PHP研究所)「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇 」など多数。

※ プロフィールは放送日2020.02.07時点の情報です

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