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Vol.413 一般公開

菅首相は“不思議なふしぎな鍵爺さん”

官僚を自在に動かす秘密の鍵を持っている

2020.09.18 62分

≪櫻井よしこの対談後記≫
「菅新首相は不思議な鍵爺さんだ」これは政治ジャーナリストの石橋文登さんの言葉です。官僚を動かす魔法の鍵を持っていると分析しました。その鍵で省庁の縦割りの壁を破り、古い規制を撤廃し、日本を変えていこうと強い意欲を持っているのが菅義偉新首相です。
 他方、菅さんの外交政策はどうなるのか。あきらかに安倍前首相との間に緊密な連携関係があります。対中外交でまだわからない部分はあるものの、慎重かつ、日本の国益に合う方針を外さないのではないかというのが結論でした。
 年内の総選挙もありという見立てです。石橋さんと有元隆志さん、二人の政治部長の分析は河野太郎さん、小泉進次郞さん、萩生田光一さん、上川陽子さんなどにも及び、極めて示唆に富んだ内容でした。

≪対談で語られた論点≫
 1.組閣人事で透ける菅首相の「本当の狙い」
 2.これが菅人事の三基本だ!
 3.河野太郎氏は変わり者だが菅氏の話は聞く
 4.河野太郎氏と蓮舫氏は似ているか?
 5.小泉進次郎氏に再選される実績はない
 6.平沢勝栄氏の任務はトリチウム水の処理?
 7.困った時に実力派上川陽子氏を起用する
 8.野田聖子氏を幹事長代行にした理由
 9.岸田文雄氏に流れた24票の仕掛け
10.二階氏周辺からメディアに㊙情報が流れる
11.選挙をやればやるほど菅政権は強くなる

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石橋文登

石橋文登
政治ジャーナリスト・千葉工業大学特別教授

1966年福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役、2020年7月から特別教授。著書に「安倍『一強』の秘密」(飛鳥新社)、「国会議員に読ませたい敗戦秘話」(産経新聞出版、共著)、「『脱原発』が地方を滅ぼす」(産経新聞出版、共著)など多数。

有元隆志

有元隆志
産経新聞月刊「正論」発行人兼調査室長

1965年神奈川県生まれ。学習院大学法学部卒業、1989年産経新聞社入社。ワシントン特派員、政治部次長、編集局副編集長、政治部長を歴任。現在、フジサンケイグループの理論的支柱である月刊誌『正論』の発行人兼調査室長を務める。主な著書に「歴史戦」「日本共産党研究」(産経新聞出版、共著)など。

※ プロフィールは放送日2020.09.18時点の情報です

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