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“赤い怪獣”中国共産党は日本が生みの親

「嘘と暴虐」で変異を続けた100年の歴史

2021.07.02 66分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 中国共産党が創立100周年を迎えました。
 本来は富める人も貧しい人もなく、皆が平等で幸福な社会を目指していたはずの社会主義・共産主義の中国がなぜ、現在のような奇妙な国になったのでしょうか。
 100年の間に変異を繰りかえし、悪魔のようなジェノサイドの国になってしまいました。今夜は元々中国の国民だった三人の方、石平さん、楊海英さん、矢板明夫さんを招いて語り合いました。
 習近平主席がどんなに不安定な状況の中にあるのか。不安定だからこそ、絶対専制暴君の毛沢東を自分の理想として追求し続けているのです。
 中国共産党の脅威に振り回されながらも世界は彼らの目指す世界ではなく、私たち自由陣営の目指す世界を創ろうと戦っています。中国の強味と弱味はなにか。こちら側は何をすべきか。
 お三方のそれぞれ異なる点をもとに議論しました。結論は、いま戦わなければ私たちはほんとうに中国に乗っ取られてしまうということでした。

≪対談で語られた論点≫
 1.習演説は「共産主義」なく「中華民族」強調
 2.習演説の文章のレベルはかなり低い
 3.「中華民族」という民族は存在しない
 4.100年間に共産党はウイルスのように変異した
 5.習演説はほぼ国内問題、台湾、香港は1段落ずつ
 6.中国政府は「合法的な政権」ではない
 7.抵抗できない「香港いじめ」は自信のなさの表れ
 8.中国共産党は日本が創った!
 9.創設者李大釗は早稲田、陳独秀は成城で学んだ
10.失脚した陳独秀の娘は10時間泳ぎ香港に脱出 
11.共産党創設者13人中9人は失脚した
12.共産党は敵にスパイも潜らせ乗っ取るのが得意
13.南モンゴル国会議員連盟設立は記念碑的一歩
14.米中双方にいい顔する日本流は通用しない
15.日米台三国同盟で中国に対峙すべき

石平
評論家

1962年、中国四川省成都生まれ。北京大学哲学部卒業。四川大学哲学部講師を経て、1988年に来日。1995年、神戸大学大学院文化学研究科博士課程修了。民間研究機関に勤務ののち、評論活動へ。2007年、日本に帰化する。著書に『なぜ中国から離れると日本はうまくいくのか』(PHP新書、第23回山本七平賞受賞)、『なぜ論語は「善」なのに、儒教は「悪」なのか』『石平の裏読み三国志』(PHP研究所)、『私はなぜ「中国」を捨てたのか』『石平の眼 日本の風景と美』(ワック)、『中国人の善と悪はなぜ逆さまか 宗族と一族イズム』(産経新聞出版)など多数。

楊海英
静岡大学教授

1964年南モンゴル・オルドス高原生まれ。北京第二外国語学院大学日本語学科卒業。専攻は文化人類学。博士(文学)。2006年から静岡大学人文社会科学部教授。10年に『墓標なき草原――内モンゴルにおける文化大革命・虐殺の記録』で司馬遼太郎賞受賞、18年に 第19回「正論新風賞」受賞した。ニューズウィークでコラムを執筆中。著書に『日本陸軍とモンゴル』(中公新書)、『逆転の大中国史』(文藝春秋)など多数。

矢板明夫
産経新聞台北支局長

1972年中国天津市生まれ。15歳のときに残留孤児2世として日本に移り住む。1997年慶応義塾大学文学部卒業。同年松下政経塾に入塾(第18期)。研究テーマはアジア外交。その後、中国社会科学院日本研究所特別研究員、南開大学非常勤講師などを経て、2002年中国社会科学院大学院博士課程修了後、産経新聞入社。さいたま総局などを経て、2007年から産経新聞中国総局(北京)特派員、2017年から外信部次長、2020年から現職。著書に『習近平の悲劇』(産経新聞出版)、『習近平 なぜ暴走するのか』(文春文庫)、『私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた』(石平氏との共著、ビジネス社)などがある。

※ プロフィールは放送日2021.07.02時点の情報です

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