山田 直樹
ジャーナリスト
1957年、埼玉県生まれ。和光大学除籍。出版社での書籍編集、「週刊文春」の専属記者を経て、フリーランスのジャーナリストに。政治、経済、事件、宗教など幅広い分野で活躍中。
※ プロフィールは放送日2016.04.22時点の情報です
4月22日金曜夜10時、第101回のゲストは、ジャーナリストの山田直樹さんです。
支持層が重なる創価学会(公明党)と日本共産党。
数十年にわたり、互いに中傷合戦を繰り広げる対立が続いたことから、70年代半ばにいったん「創共協定」を結びましたが、それも機能しませんでした。
「しんぶん赤旗」はこう書いています。
〈公明新聞17日付では、「野党のデタラメ 一刀両断」と題するコラムを掲載。全国でまかれている出所不明の謀略ビラと同一のデマとごまかしを繰り返し、謀略者の正体を告白しました。安倍暴走と正面から対決する共産党を攻撃する先導役を買って出たもので、反国民的な同党の立場をあらわにするものです〉(2016年2月27日)
〈公明党も、日本共産党が現職県議を擁する選挙区などを「重点区」として位置づけ、創価学会の機関紙「聖教新聞」の幹部座談会で、ブロックごとに「重点区」を列挙するなど、政教一体ぶりを強めています〉(2015年3月12日)
一方、公明党も「公明新聞」で、次のように書きます。
〈共産党は、自らを“護憲”政党と言い張る理由として「現綱領では『象徴天皇制を含む憲法の全条項を守ること』を明記している」(3月4日付「赤旗」)と言いますが、こんなまやかしにだまされてはいけません。共産党は「社会主義・共産主義の社会」をめざすことは変えておらず、“護憲”といっても、あくまで当面の話に限った条件付きの“護憲”なのです〉(2016年3月22日)
自民党との選挙協力を推し進めて連立を強化、与党である公明党。
「国民連合政府構想」を掲げ野党との共闘を目指す日本共産党。
日本の政治を動かそうとするこの二つの勢力は、そもそもどのような組織で、どのような確執があるのか。「聖教新聞」と「赤旗」は何を書いてきたのか。
公明党と日本共産党は、次期選挙ではどう動くのか。
『創価学会とは何か』(新潮社)の著書がある山田さんにお伺いします。
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山田 直樹
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