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Vol.264 一般公開

「枝野独裁」体質がすべての元凶だ!

緊急SPなぜ憲法改正に踏み出さないのか

2019.06.07 119分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今晩の櫻ライブは非自民の議員3人のセッションです。 テーマは、これほど日本が危機に直面しているときに、なぜ日本国の守りの能力を高めないのか。憲法改正をなぜ進めないのか、です。
 この異常なぬるま湯のなかの平和は、真剣に日本の未来を考えれば考えるほど、理解できません。公明党の遠山議員、日本維新の足立議員、日本未来の長島議員がなぜ憲法改正が進まないのかを約2時間論じました。
 自民党に対する欠席裁判にならないように留意しながらの議論は多くの面で的を射たものでした。
 正論編集長の田北真樹子さんが度々鋭い質問の矢を放ち、本音の話を引き出しました。3人の立場はそれぞれですが、結論は結局、憲法改正以前に、憲法について論じることもせず、阻止しているのが立憲民主党の枝野幸男氏であり、氏が一番の元凶だということになりました。議論にも応じようとしないのでは民主主義を掲げる資格も、立憲主義を語る資格もありません。枝野氏には立憲でも民主主義でもありません。5人で熱く論じた2時間でした。

≪対談で語られた論点≫
【第一部】「やる気のなさ」と「駆け引き」 が共振
 1.過半数を持つ自民の責任が大きい
 2.憲法審査会の合意を枝野代表が蹴った
 3.「国の基」憲法を決めるのは国民
 4.自民が丁寧すぎる憲法改正を進める理由
 5.国民投票をやれば必ず「政局」になる
 6.枝野憲法改正案は信念でなくカッコだけ
 7.万年与党には万年野党が不可欠
 8.枝野代表は政局で動くが与党も政局で動く
【第二部】櫻井が公明、維新、長島を質問攻め
 1.公明党は政府の足を引っ張っているか
 2.山口那津男代表は憲法改正に後向きか
 3.自民と公明は毛細血管がつながっている
 4.自公が誇る選挙協力と政策協調メカニズム
 5.維新は大阪都構想が先か憲法改正が先か
 6.悩める長島昭久代表の決意

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遠山清彦

遠山清彦
公明党

1969年千葉県生まれ。衆議院議員(公明党所属)。英国ブラッドフォード大学大学院に留学し、1998年に平和学博士号を取得。2001年、参議選に公明党公認で比例区から出馬し初当選。2010年、衆議院議員当選。

※ プロフィールは放送日2019.06.07時点の情報です

足立康史

足立康史
日本維新の会

1965年大阪府生まれ。衆議院議員。京都大学卒業。京都大学大学院、米国コロンビア大学大学院修了。元経済産業省大臣官房参事官。2011年3月東日本大震災と福島第一原発事故を機に政治を志し、日本維新の会の結党に参加。党政務調査会副会長、幹事長代理、憲法調査会事務局長等を歴任。憲政史上最多タイとなる6回の懲罰動議を提起される。著書に『永田町アホばか列伝』、『宣戦布告』(小川榮太郎氏との共著)など。

※ プロフィールは放送日2019.06.07時点の情報です

長島昭久

長島昭久
会派「未来日本」

1962年神奈川県生まれ。衆議院議員。慶應義塾大学大学院法学研究科修士課程修了、米国ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)修士課程修了。野田内閣で内閣総理大臣補佐官(外交及び安全保障担当)、防衛副大臣、民主党副幹事長・東京都連幹事長を歴任。著書に『日米同盟の新しい設計図ー変貌するアジアの米軍を見据えてー』、『国防の論点 -日本人が知らない本当の国家危機-』(石破茂らと共著)、『「活米」という流儀 -外交・安全保障のリアリズム』など。

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田北真樹子

田北真樹子
産経新聞月刊「正論」編集長

1970年大分県生まれ。米国シアトル大学コミュニケーション学部でジャーナリズムを専攻し、96年産経新聞入社。整理部記者、前橋支局、外信部を経て、2000年から政治部。森喜朗首相の総理番を振り出しに、首相官邸、自民党、外務省を担当、09年にニューデリー支局長に就任。13年以降は、「歴史戦」取材班などで慰安婦問題などを取材してきた。15年に政治部に戻り首相官邸キャップを経て、現在は産経新聞正論編集長。

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