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Vol.279 会員限定

小泉進次郎氏は総理になれるか

2019.09.20 43分

9月20日金曜夜10時、第279回のゲストは、政治評論家の加藤清隆さんです。
第4次安倍再改造内閣発足し、初入閣が13人となりました。
加藤さんは今回の改造の最大のサプライズは小泉進次郎氏だとしています。
38歳で初入閣した小泉進次郎環境相について、安倍晋三総理は会見で次のように述べています。
「G20大阪サミットでも大きな議論となった海洋プラスチックごみや気候変動など、地球規模の課題に、手あかのついた従来の議論ではなく、若手ならではの斬新な発想での取組を期待しています。党の青年局長としてTEAM−11をスタートさせ、復興に長年取り組んできた方でもあり、中間貯蔵施設の建設など、福島再生という大きな課題にも全力で挑戦してもらいたいと考えています」
その小泉環境相(原子力防災担当相)は環境省で開いた就任記者会見でいきなり、「どうしたら原発をなくせるのか考える」と発言。
また、小泉環境相は原発の処理水について前環境相が「海洋放出しか方法がない」と述べたのに対し、「漁業者に不安を与えてしまった」と謝罪しました。
これに対して、前環境相の原田義昭氏は『「原発処理水放出」のその後』と題してFacebookに投稿。「誰かが言わなければならない、自分はその捨て石になってもいい」と発言の真意を述べました。
〈正直言って、私はこのことを長いこと真剣に考えていました。昨年秋に現場を視察して、これでいいのかと疑問を持ったのが最初でした。政府の担当者、多くの専門家と意見交換しました。新聞記事など多くの周辺情報も集めました。とりわけ「原子力規制委員会」委員長 更田(ふけた)豊志氏が一貫して信念を持って「放出しても良い」、「安全基準は心配ない」の発言にはいつも心が震えました〉
 このように覚悟の上での発言だったことをあかしていますが、小泉環境相は前任者の覚悟を踏みにじったことになります。ちなみに、希釈された処理水を海に放出することは国際的にも認められています。
 日本経済新聞社とテレビ東京が11〜12日に実施した緊急世論調査では、「次の首相にふさわしいのは誰か」で小泉環境相が20%で最も多かったということですが、小泉氏は総理になれるのでしょうか。閣僚の条件、総理の条件を加藤さんにお伺いします。

加藤清隆

加藤清隆
政治評論家

1952年5月長崎市生まれ。77年早稲田大学政経学部卒、時事通信社に入社。政治部配属。福田、大平両首相番、新自由クラブ担当。80年4月山口支局。85年4月再び政治部。後藤田正晴官房長官番、橋本龍太郎幹事長番、自民党竹下派担当。外務省キャップ。94年8月ワシントン特派員。97年9月官邸キャップ。2000年政治部次長、02年政治部長、04年整理部長兼解説委員、06年1月静岡総局長を経て、10年7月解説委員長。12年には定年退職したものの、そのまま同社の特別解説委員に。14年9月、時事通信特別解説委員を辞任。

※ プロフィールは放送日2019.09.20時点の情報です

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