岩田清文
元陸上幕僚長
1957年生まれ。79年に防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。戦車部隊勤務を経て、93年、米陸軍指揮幕僚大学へ留学。2010年、陸将、第7師団長。11年、統合幕僚副長。12年、北部方面総監。13年、第34代陸上幕僚長と歴任し、16年に退官。
核保有論が波紋!現実を見据え議論すべき
またも朝日新聞などが、極当たりまえの議論をあげつらっています。首相官邸幹部が18日、日本を取り巻く安全保障環境が激変しており、個人見解として「日本は核兵器を保有すべきだ」との考えを示し、核兵器保有について議論する必要がある」と述べました。自らの主張でない、許せないとしてオフレコ破りをしてまでの報道です。
一方、産経新聞はシンクタンク「国家基本問題研究所」(櫻井よしこ理事長)が入手した衛星写真の分析から、中国が遼寧省大連市の造船所で、初の原子力空母の建造に着手と特ダネを報道しました。
中国の核増強など日本周辺の現実が見えない、見ないようにするリベラルな新聞と現実をきちんと分析するシンクタンクのどちらが日本の羅針盤になるのでしょうか。
12月26日金曜夜9時『櫻井よしこの言論テレビ』第688回生放送は、今年最後の生配信です。ゲストに元陸幕長の岩田清文さんと笹川平和財団上級フェローの小原凡児さんをお招きし、米国の国防報告や中国核戦力などを分析します。
岩田清文
元陸上幕僚長
1957年生まれ。79年に防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。戦車部隊勤務を経て、93年、米陸軍指揮幕僚大学へ留学。2010年、陸将、第7師団長。11年、統合幕僚副長。12年、北部方面総監。13年、第34代陸上幕僚長と歴任し、16年に退官。
小原凡司
笹川平和財団上席フェロー
1985年 防衛大学校卒業、1998年 筑波大学大学院(地域研究修士)修了(修士)。1985年に海上自衛隊入隊後、回転翼操縦士として勤務。2003年~2006年 駐中国防衛駐在官。2006年防衛省海上幕僚監部情報班長、2009年 第21航空隊司令、2011年IHS Jane’s アナリスト兼ビジネス・デベロップメント・マネージャーを経て、2013年に東京財団、2017年6月から現職。著書に『中国の軍事戦略』(東洋経済新報社)『軍事大国・中国の正体』(徳間書店)『何が戦争を止めるのか』(ディスカバートゥエンティワン)『曲り角に立つ中国』共著(NTT出版)等
※ プロフィールは放送日2025.12.26時点の情報です
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ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。
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「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。
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核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!