山上信吾
前オーストラリア大使
日本の元外交官、外交評論家。外務省国際情報統括官、外務省経済局長等を経て、2020年、駐オーストラリア特命全権大使。2023年に退官し、2025年現在、TMI総合法律事務所特別顧問、笹川平和財団上席フェロー等を務めつつ、外交評論活動を展開中。
トランプは「よくやった」か、「TACO(タコ)」か
≪櫻井よしこの対談後記≫
中東が大混乱です。展望が見えにくい中、山上信吾前オーストラリア大使と東京国際大学副学長のジョセフ・クラフトさんに論じていただきました。
アメリカとイランの交渉の席に着くのはバンス副大統領と、ガリバフ国会議長です。ガリバフさんはハメネイ師の親戚だということでイラン革命防衛隊にも一定程度、信頼されている存在だと、これはクラフトさんの説明でした。クラフトさんはまた、バンス氏とトランプ氏の微妙な関係についても興味深い説明をしてくださいました。
山上前大使は外交官としての体験を踏まえ、イランの立場を分析しました。ペルシアの歴史を受け継ぐイラン人がアラブ湾岸諸国をどのように見下しているかなど、興味深く、ぜひ皆さまにも共有していただきたいと思いました。
湾岸の戦いは日本の命運、さらに台湾問題にも深くかかわってきます。中国がどのような意図で動いているかも含め、この状況をわが事としてとらえることが大事だと思いました。
≪対談で語られた論点≫
1.米国・イラン停戦協議の「軍配」
2.米はガリバフ国会議長の力量を試す
3.ウイットコフとクシュナーの役割
4.バンス副大統領は交渉代表に志願した
5.しぶといイランとしつこいイスラエル
6.交渉の下敷きはイランの10項目の回答か
7.湾岸諸国は対イランではイスラエルと同じ立場
8.交渉は時間に追い込まれた方が負け
9.ホルムズも核開発もイランの国際法違反
10.米のイラン攻撃の理由がはっきりしない
11.中国の厚化粧を見抜け
12. 米国はイランに軍事で勝ったが政治で敗れた?
13.イランの間違いは湾岸諸国への攻撃
14.ペルシャ文明を担ってきたイランはアラブを見下す
15.革命防衛隊はならず者にすぎない
16.高市首相が果たす役割は何か
17.高市首相は停戦後掃海艇を派遣すべきだ
山上信吾
前オーストラリア大使
日本の元外交官、外交評論家。外務省国際情報統括官、外務省経済局長等を経て、2020年、駐オーストラリア特命全権大使。2023年に退官し、2025年現在、TMI総合法律事務所特別顧問、笹川平和財団上席フェロー等を務めつつ、外交評論活動を展開中。
ジョセフ・クラフト
経済アナリスト
1964年に神奈川県で生まれ、1986年カリフォルニア大学バークレイを校卒業。同年にモルガン・スタンレー・ニューヨーク本社に入社。1987年同社東京支社に着任し、2000年に為替本部アジア共同責任者や債券トレーディングのマネージングディレクターを務めた。2010年にバンク・オブ・アメリカ東京支店副支店長兼為替本部長を経て、2015年にロールシャッハ・アドバイザリー(株)を設立、代表取締役に就任。その他、ソニー・グループ株式会社社外取締役や東京エレクトロン株式会社の社外取締役に現在就いている。
※ プロフィールは放送日2026.04.10時点の情報です
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