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Vol.281 一般公開

韓国でも大反響!文在寅の誓詞文

2019.10.04 42分

10月4日金曜夜10時、第281回のゲストは、ジャーナリストの篠原常一郎さんです。
篠原さんが『月刊Hanada』10月号に寄稿した「文在寅に朝鮮労働党秘密党員疑惑」が韓国でも大反響となっています。韓国メディアは無視したものの、覆面姿で誓詞文を紹介するハングルの動画がユーチューブなどに流され、一気に拡散したということです。
10月号の寄稿は、韓国内の朝鮮労働党の秘密党員が2014年6月15日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長(当時、第一書記)に忠誠を誓う「誓詞文」を送っていたというものです。誓詞文には40の個人・団体名が記されており、そこに文在寅現大統領の名もあります。篠原氏が入手した誓詞文には、次のような10カ条が書かれています(抜粋)。
・(韓国の)自由民主主義体制をたたき潰し、全朝鮮半島に主体(チュチェ)思想化を実現するのに、一命を藁のようにささげます
・駐韓米軍を南半分から完全に追い払う
・南側政府の警察、検察など司法部と行政部に浸透し、政府の行政機能をマヒさせる
・革命戦士として名誉と自負心を胸深く刻み、主体的な祖国統一の先頭に立つ
主体思想とは、北朝鮮や朝鮮労働党の政治思想で、正恩氏の祖父、金日成主席によって唱えられたもので、誓詞文の通りに文在寅政権は動いている、とも言えます。
10月号の反響とともに、11月号掲載の続報も含めて、篠原さんにお伺いします。

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篠原常一郎

篠原常一郎
ジャーナリスト

1960年、東京都生まれ。立教大学文学部教育学科卒。公立小学校の非常勤教員を経て、日本共産党専従に。筆坂秀世参議院議員の公設秘書を務めた他、民主党政権期は同党衆議院議員の政策秘書を務めた。そのかたわら軍事、安全保障問題の評論を執筆。主な著書に『ノモンハンの真実』(筆名・古是三春、光人社NF文庫)、『いますぐ読みたい 日本共産党の謎』(徳間書店)。

※ プロフィールは放送日2019.10.04時点の情報です

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