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Vol.378 会員限定

自宅療養のどこが悪い

2021.08.13 45分

令和3年8月13日金曜夜10時、第378回のゲストは嘉悦大学教授の髙橋洋一さんです。
新型コロナウイルスの感染者が増えています。「五輪の開催で気が緩んだ」「五輪関係者の入国で水際対策が甘かった」などの指摘に髙橋洋一さんはこう発信されています。
〈「気が緩んだ」というのは、客観的に計測しようがないので検証不能だが、「五輪関係者の入国のため」というのは、五輪関係者に明確なクラスター(感染者集団)が発生しておらず、関係はないといえるだろう〉(zakzak、2021年8月4日)
現在の感染拡大は日本だけでなく、世界でも同じように起きています。
〈世界で新規感染者数を増やしているのはデルタ株である。実際、東京の新規感染者も大半はデルタ株となっている。感染力が従来のものに比べて高いのは事実であるが、感染症ウイルスの経験則によれば、感染力の高いものは致死力は反比例するようにそれほど高くない。
 デルタ株の致死率はまだデータではっきりと検証されていないが、従来のワクチンはほとんど同様に効果があることなどを基礎知識として理解しておいたほうがいいだろう〉(同前)
そして、7月30日の政府分科会で、欧米のロックダウン(都市封鎖)のような強い措置を実施するための法改正も必要との意見が出たことに、「今後の検討課題だというが、こうした意見は1年以上前に言うべきだった」として、次のように指摘されています。
〈そんな議論より、医療機関がコロナ患者を受け入れる病床の確保に必要な費用などに充てる「緊急包括支援交付金」約1兆5000億円の予算措置の未消化などを議論すべきではないか。分科会は、医療体制の供給拡大について何も言わずに、社会経済活動を抑制することしか言わないのか〉(同前)
感染拡大とワクチン、日本の医療体制について伺います。

髙橋洋一

髙橋洋一
嘉悦大学教授

(株)政策工房会長、嘉悦大学教授。1955 年、東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。80 年、 大蔵省(現・財務省)入省。大蔵省理財局資金企画室長、プリンス トン大学客員研究員、内閣府参事官(経済財政諮問会議特命室)、 内閣参事官(首相官邸)などを歴任。小泉純一郎内閣・第1次安倍晋三内閣で経済政策のブレーンとして活躍。著書に『さらば財務 省!』(講談社、第 17 回山本七平賞受賞)、『日経新聞と財務省はアホだらけ』(田村秀男氏との共著、産経新聞出版)、『「消費増税」は嘘ばかり』 (PHP新書) 、『図解 統計学超入門』(あさ出版)など多数。

※ プロフィールは放送日2021.08.13時点の情報です

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