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Vol.441 会員限定

「統一教会」より「防衛」だ

2022.10.28 47分

令和4年10月28日金曜夜10時、第441回のゲストは産経新聞論説委員兼政治部編集委員の阿比留瑠比さんです。
読売新聞の報道(2022/10/21)によれば、衆参予算委員会(17日から20日)の質疑時間(計約28時間)のうち旧統一教会問題が約7時間20分。その内訳は「宗教法人法に基づく調査や被害者救済策など」が約4時間、「自民党や閣僚との接点など」は約2時間10分、「山際経済再生相を巡る問題」は約1時間10分ということです。一方、「外交・安全保障」は約2時間20分だと読売新聞は報じています。
阿比留さんは産経新聞(2022/10/20)掲載の自身のコラムで次のように指摘しています。
〈岸田文雄首相が世界平和統一家庭連合(旧統一教会)をめぐり、宗教法人法に基づく調査を指示した件が話題だが、もっと優先すべき喫緊の課題があるのではないか。例えば、17日の衆院予算委員会で自民党の萩生田光一政調会長が質問した安全保障問題がそれである〉(産経ニュース「阿比留瑠比の極言御免」、「聞かない力」の片鱗見せた萩生田氏、2022年10月20日)
その上で、萩生田氏の次の発言などを取り上げました。
〈「こうした行為にただ抗議を繰り返すだけでは、国民の命と平和な暮らしを守り抜くことはできない。必要なのは言葉ではなく抑止力だ。撃つなら撃つぞという能力を明確に示すことで、わが国へのミサイル攻撃を抑止する」〉
(GDP比2%以上を念頭に、5年以内に防衛力の抜本的強化を進めると公約した防衛費について)〈「水増しではだめだ。水増しでは国民の生命と財産を守ることはできない」〉(同前)
習近平総書記(国家主席)は10月16日に中国共産党大会で台湾統一に強い意欲を示し、武力行使を放棄せずと言明し、ブリンケン米国務長官は17日、台湾について「中国は現状をもはや受け入れることができず、ずっと早い時期の統一を追求する根本的な決断」をしたとの見解を示しています。
安倍晋三元総理が指摘されたように「台湾有事は日本有事」ですが、当事者の日本は今、何をやっているのか。国会、防衛費増額問題等について政治の現状をお伺いします。

阿比留瑠比

阿比留瑠比
産経新聞論説委員兼政治部編集委員

1966年、福岡県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。90年、産経新聞社入社。仙台総局、文化部、社会部を経て、98年から政治部。首相官邸、自由党、防衛庁、自民党、外務省などを担当し、首相官邸キャップ、外務省兼遊軍担当などを歴任。2013年、政治部編集委員。15年、論説委員兼政治部編集委員。 著書に『だから安倍晋三政権は強い』『偏向ざんまい GHQの魔法が解けない人たち』『破壊外交 民主党政権の3年間で日本は何を失ったか』『決定版 民主党と日教組』(いずれも産経新聞出版)、『総理の誕生』(文藝春秋)、『政権交代の悪夢』(新潮新書)など。

※ プロフィールは放送日2022.10.28時点の情報です

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