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Vol.548 会員限定

ITの神様が語る「ChatGPTの功罪」

日本人はChatGPTとどう向き合うのか

2023.04.21 61分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 伊藤穰一さんは日本ではITの神様と呼ばれているそうです。日本にインターネットを定着されるのに尽力したお一人です。その穰一さんが今夜のゲストでした。
 ChatGPTとは何か。それは人間の味方なのか敵なのか。私たちはChatGPTとどのように折り合えるのか、折り合えないのか。
 基本的な質問からお尋ねしました。結論から言えばとてもわかりやすく、全てがすっきりしました。
 そしてChatGPTも人工知能も、人間が作っていくものだということが納得できました。
≪対談で語られた論点≫。
 1. ITの神様が説明するChatGPT
 2.AI自身は考えず、誰かが言ったことから答えるキャラ
 3.イーロン・マスク「半年止めろ」の前に新会社を計画
 4.今のChatGPTはやや左、イーロン・マスクはやや右
 5.子供たちにChatGPTを早くから教えるべきだ
 6.教えないと「世界競争」のハンディとなる
 7.自分の書いた文章の誤りをChatGPTに見つけさせる
 8.「櫻井よしこって誰?」とChatGPTに聞いてみたら?
 9.学生に講義でChatGPTを使うことを義務付けた
10.ChatGPTは哲学がとてもお好き!
11.先生の能力不足をChatGPTでカバーできるか
12.ChatGPTを解っている人は生産性UP
13.ChatGPTは戦争の質を変えるか?
14.ChatGPTは危ない半分、良い半分
15.ChatGPTを中国、ロシアが国家戦略で使ったら
16.日本人とAIは寄り添い共存できる

伊藤穰一

伊藤穰一
元MITメディアラボ所長・千葉工業大学変革センター長

1966年京都府生まれ。 87年シカゴ大学中退後、インターネット黎明期にデジタルガレージなど多数のIT関連会社を起業し、日本のインターネット普及に大きく貢献。2011年MIT(マサチューセッツ工科大学)メディアラボ所長に日本人として初めて就任。 SONY、The New York Timesなど多くの一流企業で取締役を務めた。2021年、千葉工業大学変革センター所長に就任。2008年米国BusinessWeek誌にて「ネット上で最も影響力のある世界の25人」、2011年米国ForeignPolicy誌にて「世界の思想家100人」、2011年、2012年共に日経ビジネス誌にて「次代を創る100人」に選出。2011年英オクスフォード大学インターネット研究所より特別功労賞受賞。2013年米大学機構 The New Schoolより名誉博士号(文学博士)を受位。

※ プロフィールは放送日2023.04.21時点の情報です

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