小野寺五典
元防衛大臣
1960年宮城県生まれ。東京水産大学卒、松下政経塾、東京大学大学院法学政治学研究科修了。1997年衆議院宮城6区補欠選挙で初当選。2000年米国ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究所客員研究員。2007年外務副大臣(第1次安倍改造内閣)、2012年防衛大臣(第2次安倍内閣)を歴任。2017年再び防衛大臣(第3次安倍第3次改造内閣) に就任。
支援だけで戦争を続けさせる大国の非情さ
≪櫻井よしこの対談後記≫
軍事の専門家、河野克俊元統合幕僚長、小野寺五典元防衛大臣をお招きしてウクライナ戦争の行方、日本の成すべき事などを語りました。
アジアが核の時代に入ってしまった今、日本だけが核の議論もせず、従って核について政治家も言論人も国民も理解することが出来ずにいます。
隣国韓国は、しゃにむにアメリカの核の傘の強化を求め、戦略原潜の寄港をアメリカに確約させました。
北朝鮮はとうの昔から日本を射程の範囲内に収め、アメリカ本土をうかがう大陸間弾道ミサイルも成功させました。
日本は核とミサイルの密度において、一番濃い地域にぽつんと一人、核について無知なまま存在しています。大変深刻な状況です。
どうすべきかゲストと話し合いました。皆様も共有してください。
≪対談で語られた論点≫
1.米国の「軍事費2%」でウ支援を続ければロシアが弱る
2.ウ国の戦いが下手なのは西側軍事援助が逐次投入
3.なぜ中国が活発なウ外交を始めたか
4.プーチンは西側との祖国戦争で国民を鼓舞
5.ウクライナ消耗戦は10年続く理由とは
6.NATOはなぜ東京事務所を開設したのか
7.日本が侵略された時支援がヘルメットでよいか
8.殺傷兵器支援は党内議論止まりで政府指示はない
9.台湾有事を考えれば殺傷兵器のウ支援を進めるべきだ
10.ウ国民を守る防御的武器支援は協力できる
11.武器支援はウ国も加わったG7の意向を踏まえる
12.日本にウ殺傷武器支援を行う余力はあるのか
13.ウ支援兵器は日本で“廃棄される兵器”に限る
14.米政府関係者「日本は厚かましく交渉すべきだ」
15.「核の傘」に入ることは核使用容認している
16.核のTTX(Table Top Exercise)を日本も行うべきだ
(訂正)動画の目次がTTEXとなっていますが正しくはTTXです。
17.米国は6月に武漢ウイルス流出証拠を発表
小野寺五典
元防衛大臣
1960年宮城県生まれ。東京水産大学卒、松下政経塾、東京大学大学院法学政治学研究科修了。1997年衆議院宮城6区補欠選挙で初当選。2000年米国ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究所客員研究員。2007年外務副大臣(第1次安倍改造内閣)、2012年防衛大臣(第2次安倍内閣)を歴任。2017年再び防衛大臣(第3次安倍第3次改造内閣) に就任。
河野克俊
元統合幕僚長
1954年(昭和29年)、北海道生まれ。昭和52年に防衛大学校機械工学科卒業後、海上自衛隊入隊。第三護衛隊群司令、佐世保地方総監部幕僚長、海上幕僚監部総務部長、海上幕僚監部防衛部長、掃海隊群司令、海将に昇任し護衛艦隊司令官、統合幕僚副長、自衛艦隊司令官、海上幕僚長を歴任。平成26年、第五代統合幕僚長に就任。平成31年4月退官。著書『統合幕僚長―我がリーダーの心得』
※ プロフィールは放送日2023.05.12時点の情報です
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