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Vol.627 会員限定

選挙直前特番:石破大逆風!自公は過半数割れか

開票の夜「石破おろし」か「連立再編」が始まる

2024.10.25 93分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今夜は総選挙予測とその後の政局を3人の政治記者と共に語りました。
 情勢分析の難しさは、かつて通信手段を固定電話に頼っていたのが、いまは携帯電話にかわったことからも来ています。世代ごとにバランスの取れた意見を聞いて、情勢分析することの難しさを痛感しました。
 それにしても自民党の議席減は尋常ではなさそうです。石破政権は早くて来年3月の予算成立まで、その後はおそらく新しい総裁が生まれるのではないかという話でした。
 政治の世界にはありとあらゆる駆け引きが交差します。良い意味でのダイナミズムが生まれればよいのですが、単なる混乱に終わってしまう危険性もあります。国民の私たちが誰を選ぶかが決め手なのです。

≪対談で話された論点≫
 1.メディア情勢調査の数値がバラバラな理由
 2.10・22石破政権の重要会議で何が決まったか
 3.国民民主党の大躍進は自民党支持者が逃げたから
 4.福岡11区「武田良太氏が危ない」読売調査記事の評価
 5.自民2000万送金は石破氏が後ろから鉄砲を撃った
 6.政局は各社出口調査の結果が漏れ、開票日昼間から始まる
 7.石破首相に引導を渡す人は誰?
 8.石破首相は予算が成立すれば御用済み
 9.石破首相を降ろしても後継が決められない
10.国民民主連立で玉木首相は誕生するか
11.数を増やした立憲野田代表は何ができるか
12.野田代表も石破首相も人脈がなく人事もできない
13.大躍進立憲の中で小沢一郎氏は何をするのか
14.公明石井代表も落選するかもしれない
15.ポスト石破は高市早苗氏でできるか
16.自民再生のために高市氏と萩生田氏のタッグ
17.萩生田氏の決意「国政に戻れば総裁選に出る」

石橋文登

石橋文登
政治ジャーナリスト・千葉工業大学特別教授

1966年福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役、2020年7月から特別教授。著書に「安倍『一強』の秘密」(飛鳥新社)、「国会議員に読ませたい敗戦秘話」(産経新聞出版、共著)、「『脱原発』が地方を滅ぼす」(産経新聞出版、共著)など多数。

有元隆志

有元隆志
産経新聞特別記者

1965年神奈川県生まれ。学習院大学法学部卒業、1989年産経新聞社入社。ワシントン特派員、政治部次長、編集局副編集長、政治部長、フジサンケイグループの理論的支柱である月刊誌『正論』の発行人兼調査室長を歴任。主な著書に「歴史戦」「日本共産党研究」(産経新聞出版、共著)など。

平井文夫

平井文夫
元フジテレビ報道局上席解説委員

フリージャーナリスト兼政治評論家。フジテレビ客員解説委員。夕刊フジ「ニュース裏表」、月刊正論「平井文夫の聞かねばならぬ」を連載中。

※ プロフィールは放送日2024.10.25時点の情報です

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