小林一哉
元静岡新聞記者
静岡県出身、早稲田大学政経学部卒業。元静岡新聞記者。月刊文藝春秋「東海地震 科学者たちの無責任」、週刊ダイヤモンド「静岡空港問題の真の“障害物"」など静岡県をめぐる諸問題を追及してきた。大井川・安倍川の環境保全に取り組むNPO法人「水の国しずおかフォーラム」理事を務める。
※ プロフィールは放送日2023.03.31時点の情報です
令和5年3月31日金曜夜10時、第463回のゲストは元静岡新聞記者の小林一哉さんです。
川勝平太知事が着工許可を認めないリニア南アルプストンネル静岡工区問題、いったい今どうなっているのでしょうか。
NHKによれば、2月23日にはアメリカのニューヨークと首都ワシントンを1時間程度で結ぶリニア新幹線の実現に向けた機運を高めようと建設促進をPRするイベントがニューヨークで開かれました。イベントは開発主体のアメリカ企業とJR東海が共同で開催、米政府やニューヨーク州関係者、地元選出の議員など約100人が参加したといいます。
「イベントではアメリカ企業のトップが講演し、リニア新幹線の開発は雇用の創出や産業振興につながり、車の交通量の減少を通じて温室効果ガスの排出を減らすこともできるとアピールしました。
ニューヨークと首都ワシントンのおよそ360キロメートルを1時間程度で結ぶ建設計画は現在、先行区間のボルティモアとワシントンの間のおよそ65キロメートルについて連邦政府の補助金を受け、環境影響評価の手続きが進められています」(NHK)
ところが日本では、ニューヨークとワシントンを1時間で結ぶという日本の誇る技術は静岡県の知事によって塩漬けになっています。
大井川最上流部の田代ダムの水を巡り、JR東海と静岡県との攻防が激化し、川勝知事の矛盾が明らかになっていると小林さんはいいます。地元・静岡新聞の「忖度」報道も含めて、いったい静岡県は何をしているのか、お伺いします。
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小林一哉
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