過去の放送

Vol.543 会員限定

石破総理に「選挙の顔」が務まるか

2024.10.11 44分

令和6年10月11日金曜夜10時、第543回のゲストはソーシャルラボ代表の新田哲史さんです。
自民党の石破茂総裁が9月30日に記者会見を行い、衆議院選挙を10月27日に行う方針を表明しました。その後、10月1日午後8時すぎに石破内閣は、皇居での総理大臣の親任式と閣僚の認証式を経て、正式に発足しました。
各社が1日、2日に行った世論調査では石破茂内閣の支持率は、共同通信50.7%、読売新聞51%、日経新聞とテレ東51%、朝日新聞46%と発足時としては低い支持率でのスタートとなっています。
4日午後には石破総理大臣が衆参両院の本会議で所信表明演説を行いました。
所信表明演説が自民党総裁選など従来の石破氏の主張から大幅に修正されたことに、野党からは一斉に批判されています。
たとえば国民民主党の玉木代表は、「これまで何人もの所信表明演説を聴いてきたが、最も空虚な内容だった。石破カラーが全くなく、きれいに脱色され、無味乾燥でかんでも味がしないガムのようだった。納得も共感も感じられるものは一カ所もない」と述べています。
「選挙の顔」として石破茂総理を選んだ自民党は、この状況で勝てるのか。
15日公示、27日投開票の衆院選や石破茂政権について伺います。

新田哲史

新田哲史
ソーシャルラボ代表取締役社長

株式会社ソーシャルラボ代表取締役社長。1975年、神奈川県生まれ。2000年、早稲田大学卒業後、読売新聞社(現読売新聞東京本社)に記者職で入社し、地方支局、社会部、運動部で勤務。2011年PR会社に転身し、13年独立(16年法人化)。15年言論サイト「アゴラ」編集長就任。野党党首の二重国籍問題のスクープや米大統領選(16年)でのトランプ氏当選予測的中、富山県知事選で現職陣営の落選につながった疑惑報道などを発信。20年アゴラ編集長を退任。21年春、新メディア「SAKISIRU」を創刊(24年4月末終了)。著書に『蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた?』(ワニブックスPLUS新書)など。『月刊Hanada』で「ファクトチェック最前線」連載中。

※ プロフィールは放送日2024.10.11時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!