過去の放送

Vol.262 一般公開

『主戦場』はプロパガンダ映画だ

2019.05.24 43分

5月24日金曜夜10時、第262回のゲストは、AJCN代表の山岡鉄秀さんです。
『主戦場』という映画が公開されています。
映画の公式サイトには、トニー・マラーノ氏(テキサス親父)、藤木俊一氏(テキサス親父事務局)、山本優美子氏(なでしこアクション)、杉田水脈氏、藤岡信勝氏、ケント・ギルバート氏、櫻井よしこ氏の名前が、「登場人物(映画登場順)」として記されています。
映画は、慰安婦問題をテーマにしたドキュメンタリーだという触れ込みですが、取材依頼を受諾した上記の方々は、全員が後悔しているということです。
山岡さんは、この映画になぜこれだけの保守系言論人が出演することになったのかについて、月刊『Hanada』2019年6月号に書かれています。
〈いまから二年ほど前、ミキ・デザキという上智大学の院生を名乗る青年が、保守論壇でお馴染みの言論人にアプローチしてきた。「慰安婦問題に焦点を当てたビデオドキュメンタリーを作りたいから取材させてほしい。修士修了プロジェクトです」というのだ〉
この映画の監督であるデザキ氏は、「公平」「倫理的義務」「学術的研究」「学術的基準」という言葉を使い、「偏ったジャーナリズム的なものになることはありません」と、メールのひとつで断言しています。
が、蓋を開けてみれば、映画はそれとはほど遠いものでした。
保守系言論人が取材依頼を受諾した経緯について、まずお伺いします。
また、院生を名乗り、アプローチしてきた、ミキ・デザキ監督とはどのような人物なのか、映画の〝悪辣な手口〟についてお伺いします。

Edgeブラウザではスキップ機能を利用できない場合がございます。Chrome/Firefox/Safariブラウザではスキップが可能です。

プロバイダや使用場所によっては再生が途切れる場合がございます。動画が停止した場合、ブラウザの更新ボタンを押してください。

山岡鉄秀

山岡鉄秀
AJCN代表

Australia-Japan Community Network(AJCN)代表。昭和40年、東京都生まれ。中央大、ニューサウスウエールズ大大学院卒。2014年、豪州ストラスフィールド市において中韓反日団体が仕掛ける慰安婦像設置計画に遭遇。子供を持つ母親ら現地日系人を率いてAJCNを結成。「コミュニティの平和と融和の大切さを」を説いて非日系住民の支持を広げ圧倒的劣勢を挽回。2015年8月、同市での「慰安婦像設置」阻止に成功した。著書に『日本よ、もう謝るな! 』、ケント・ギルバート氏との共著に『日本を貶め続ける朝日新聞との対決 全記録』(共に飛鳥新社)など。

※ プロフィールは放送日2019.05.24時点の情報です

言論テレビ 会員募集中!

生放送を見逃した方や、再度放送を見たい方など、続々登場する過去動画を何度でも繰り返しご覧になることができます。
詳しくはこちら

アップデート情報など掲載言論News & 更新情報

  • 異形の敵 中国

    異形の敵 中国

    2023年8月18日発売!

    1,870円(税込)

    ロシアを従え、グローバルサウスを懐柔し、アメリカの向こうを張って、日本への攻勢を強める独裁国家。狙いを定めたターゲットはありとあらゆる手段で籠絡、法の不備を突いて深く静かに侵略を進め、露見したら黒を白と言い張る謀略の実態と大きく揺らぐ中国共産党の足元を確かな取材で看破し、「不都合な真実」を剔抉する。

  • 安倍晋三が生きた日本史

    安倍晋三が生きた日本史

    2023年6月30日発売!

    990円(税込)

    「日本を取り戻す」と叫んだ人。古事記の神々や英雄、その想いを継いだ吉田松陰、橋本左内、横井小楠、井上毅、伊藤博文、山縣有朋をはじめとする無数の人々。日本史を背負い、日本を守ったリーダーたちと安倍総理の魂と意思を、渾身の筆で読み解く。

  • ハト派の嘘

    ハト派の噓

    2022年5月24日発売!

    968円(税込)

    核恫喝の最前線で9条、中立論、専守防衛、非核三原則に国家の命運を委ねる日本。侵略者を利する空論を白日の下にさらす。 【緊急出版】ウクライナ侵略、「戦後」が砕け散った「軍靴の音」はすでに隣国から聞こえている。力ずくの独裁国から日本を守るためには「内閣が一つ吹っ飛ぶ覚悟」の法整備が必要だ。言論テレビ人気シリーズ第7弾!