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Vol.93 一般公開

“頂点捕食者”オオカミは日本の自然破壊を救えるのか?
「天敵がいない動物の繁殖力は驚異的で、放っておけば森は死んでしまう」

2014.08.01 51分

 石川裕一氏は、森の環境保全を目標にした不動産開発などを手掛ける株式会社「ぷらう」の代表取締役です。これまで石川氏は、水資源や森を買い漁る中国の土地買収阻止にも大きな成果を上げています。その石川氏ら「一般社団法人日本オオカミ協会」の人々が、現在、取り組もうとしているのが「オオカミの復権」プロジェクトです。日本各地でシカやイノシシによる自然破壊が進み、農林被害額は226億円を超え、毎年シカの被害が増加しています。この対策として、そして生態系が崩れた森を復権するために、石川氏らはオオカミを再導入しようというのです。シカやイノシシなど増え過ぎは、明治時代のオオカミの絶滅が原因だと言われます。オオカミ、ピューマ、ライオンなどの「頂点捕食者」は、食物連鎖の捕食ピラミッドの頂点に属する大型肉食獣ですが、これが取り除かれると生態系は安定性と多様性を保つことができなくなり、無秩序となったシカやイノシシなどが森を離れ、人里に近づくそうです。米国のイエローストーン国立公園では90年代にオオカミを再導入すると、急激にエルクが減少し、森が回復し、緑の景色が広がってきました。しかし、オオカミの有効性が理解できても、オオカミは本当に怖くはないのでしょうか、人を襲うことはないのでしょうか、櫻井キャスターが様々な角度からお話をお聞きしました。

≪動画インデックス≫
 1.シカなどの農作物被害に効果的な対策は?
 2.なぜオオカミは明治時代に絶滅したのか?
 3.イエローストーン国立公園になぜオオカミを再導入したのか?
 4.野生動物は可愛いと思ってはいけない
 5.赤頭巾ちゃんなど怖いオオカミイメージを克服するのは
 6.ドイツはオオカミを駆除していたが、保護政策に切り替えて森を守った
 7.狭い国土の日本でもオオカミと共存できる方法
 8.「オオカミ復活」プロジェクトはどの段階まで進んだか?
 9.石川氏のオオカミ遭遇体験
10.天敵のいない動物の繁殖力は驚異的で、見る見るうちに森は死んでしまう
11.オオカミ導入+森林対策+狩猟など組み合わせ「日本の森を守ろう」

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石川 裕一
株式会社「ぷらう」代表取締役社長

1955年東京生まれ。北海道大学法学部卒業後に(株)東食に入社。ジョンソンコントロールズ(株)取締役、オリンパスキャピタル・ホールディングスアジアでシニアアドバイザーなど歴任。2006年北海道アーバン・コーポレイションを設立し代表取締役社長に就任、2008年「ぷらう」に社名変更する。ぷらうは北斗七星の意味で、道内の森と環境保全を目標にした不動産開発事業を継続している。一般社団法人オオカミ協会理事を務め「オオカミ復権」を推進している。

※ プロフィールは放送日2014.08.01時点の情報です

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