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トランプ炸裂! 日米メディアの調査は大外れ

第2次トランプ政権の重要閣僚を予想する

2024.11.08 63分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今夜はアメリカ政治に詳しい2人の論客をお招きしました。木村太郎さんとジョセフ・クラフトさんです。
クラフトさんは横須賀生まれの日本育ちです。そして日本語が抜群に巧みです。また、日本にいる米国人の中で、最も日米関係に通じている1人だと思います。
 木村さんはトランプ氏が銃撃事件を受けて、人間として一皮も二皮も剥けたという見方を示しました。命を助けてくれた神様に感謝し、公に尽くすという気持ちを持ち始めたというのです。
 クラフトさんの石破政権への見方は、かなり厳しいものでした。アメリカが石破政権の寿命は長くないとみてとっており、まともに相手にすべきかどうか見定めているというのです。
 日本は石破政権の下でますます存在が小さくなり、国際政治の中で沈没していきかねないと危機を強めたことでした。

≪対談で語られた論点≫
 1. 木村太郎氏がトランプ圧勝をピタリと予測した計算法
 2. 日米メディアが“ややハリス”予測した中でハリス敗北宣言
 3. ハリス氏がword salad(言葉のサラダ)の使い手とは?
 4. トランプ氏の暗殺未遂に後微に柔軟路線に転じた
 5. トランプ氏は「ポピュリズムの天才」
 6. 民主党政権で「結果平等」が増え「機会平等」が減った
 7. トランプアジェンダ47の外交に日本という言葉がない
 8. トランプ氏との電話会談で日本は正味1分だった理由
 9. ワイルズ新首席補佐官“アイスレディ”呼ばれるすご腕
10.国務、財務、防衛など重要閣僚を予測する
11.共和バンス副大統領は切れ者で次世代の星
12.戦争の止め屋トランプ氏はノーベル平和賞が欲しい
13.選挙功労者イーロン・マスク氏はどう処遇されるか

木村太郎

木村太郎
ジャーナリスト

1938年米合衆国カリフォルニア州生まれ。1964慶応大学法学部卒業後、NHKに入社。記者としてベイルート特派員、ジュネーブ特派員、ワシントン特派員。1979年「ニュースセンター9時」の4代目キャスターに就任。1986年に「第12回放送文化基金賞」、1987年に「ボーン上田記念国際記者賞」を受賞する。「ニュースセンター9時」の終了とともに1988年 NHKを退社し、同5月木村太郎事務所を開設。フリーランス記者として新しいスタートを切った。1990年~1994年FNN「ニュースCOM」のキャスター、2000年までFNN「ニュースJAPAN」、2013年までFNN「スーパーニュース」でニュース・アナリストを務める。現在、FNN「Mr.サンデー」に隔週出演中。東京新聞にコラム「太郎の国際通信」を毎週連載中。

ジョセフ・クラフト

ジョセフ・クラフト
ロールシャッハ・アドバイザリー代表取締役

1964年に神奈川県で生まれ、1986年カリフォルニア大学バークレイを校卒業。同年にモルガン・スタンレー・ニューヨーク本社に入社。1987年同社東京支社に着任し、2000年に為替本部アジア共同責任者や債券トレーディングのマネージングディレクターを務めた。2010年にバンク・オブ・アメリカ東京支店副支店長兼為替本部長を経て、2015年にロールシャッハ・アドバイザリー(株)を設立、代表取締役に就任。その他、ソニー・グループ株式会社社外取締役や東京エレクトロン株式会社の社外取締役に現在就いている。

※ プロフィールは放送日2024.11.08時点の情報です

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