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Vol.635 会員限定

SNS規制は「言論の自由」の弾圧だ!

自民党とオールドメディアが規制を狙う

2024.12.20 65分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 SNSを使っていらっしゃる方も多いと思います。いまや社会の通信インフラとなった感があります。
 SNSによって選挙に大きな影響が生じています。そのことに既存のメディア(テレビ、新聞)をはじめ政党が驚き、規制する動きが生まれています。
 危険な兆候です。SNSは完璧ではありません。同じように既存のメディアも完璧ではありません。
 そう考えると規制をするのではなく、どのように責任をもって、それぞれのメディアが発信していくかが問われます。

≪対談で語られた論点≫
 1.兵庫県県知事選後はどんな状況になったのか
 2.自民、立憲、オールドメディアにSNS規制の動き
 3.立花孝志氏のルールの隙間をつく戦術が功を奏する
 4.地上波・新聞は「パワハラ報道」の検証はしたのか
 5.オールドメディアは事実に基づき公正報道をしてきたか
 6.斎藤パワハラ報道と松本サリン報道の類似
 7.自民党「SNS規制」の裏の狙いとは?
 8.読売・自民党の「アテンションエコノミー」問題視
 9.SNS収益化がダメなら選挙中は新聞無料配布だ
10.NHK「ハリス圧勝」ABC受け売り報道で大誤報
11.個々が発信する「SNS規制」は「言論の自由」弾圧
12.SNSは偽計業務妨害など現行法で対処可能か
13.落ち目になったオールドメディアがSNSを敵認定
14.放送法4条は建前で公正、公平は守られていない
15.立花孝志氏は今後何をしたらよいか

竹田恒泰

竹田恒泰
作家

昭和50年に東京生まれ。生家は旧皇族・竹田家で、明治天皇の玄孫に当たる。慶應義塾大学法学部卒業、憲法学・史学の研究に従事する。日本オリンピック委員会(JOC)会長の竹田恒和氏は父。平成18年に著書『語られなかった皇族たちの真実』で山本七平賞を受賞、その他『エコマインド~環境の教科書』、『皇室へのソボクなギモン』(共著)、『旧皇族が語る天皇の日本史』、『面白いけど笑えない中国の話』、『面白いけど笑えない韓国の話』など著書多数。ニコニコ動画「竹田恒泰チャンネル」で新聞記事解説を配信中。

新田哲史

新田哲史
ソーシャルラボ代表取締役社長

株式会社ソーシャルラボ代表取締役社長。1975年、神奈川県生まれ。2000年、早稲田大学卒業後、読売新聞社(現読売新聞東京本社)に記者職で入社し、地方支局、社会部、運動部で勤務。2011年PR会社に転身し、13年独立(16年法人化)。15年言論サイト「アゴラ」編集長就任。野党党首の二重国籍問題のスクープや米大統領選(16年)でのトランプ氏当選予測的中、富山県知事選で現職陣営の落選につながった疑惑報道などを発信。20年アゴラ編集長を退任。21年春、新メディア「SAKISIRU」を創刊(24年4月末終了)。著書に『蓮舫VS小池百合子、どうしてこんなに差がついた?』(ワニブックスPLUS新書)など。『月刊Hanada』で「ファクトチェック最前線」連載中。

※ プロフィールは放送日2024.12.20時点の情報です

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