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Vol.640 会員限定

トランプが仕掛ける米中接近?日本危し

トランプ2.0は「強い求心力」と「有言実行」

2025.01.24 63分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今夜はトランプ大統領について非常におもしろい対談が出来たと思います。
 ゲストは経済アナリストのジョセフ・クラフトさんと参議院議員の片山さつきさんです。片山さんはトランプ氏の大統領就任式から帰国したばかりです。
 クラフトさんのトランプ分析と、片山さんの知見が刺激的でした。恐らく他のどの番組でも聞けない興味深い話が沢山あったと思います。
 トランプ氏はなぜトランプ氏なのか、彼が目指すものは何なのか、お二人の対話から深くくみ取れると思います。

≪対談で語られた論点≫
 1.就任式の「常識革命」で世界が変わる
 2.トランプ2.0は「反省と自信」
 3.トランプ速球はいつも「高め」でディールする
 4.トランプ批判のITトップがなぜ特等席に
 5.トランプは中国が覇権を取ることを許さない
 6.ボルトン、ポンペオのセキュリテイーを外した意味
 7.なぜトランプ対中感情が和らぎ、プーチンに冷たいか
 8.孫正義AI投資資金はサウジアラビアが指示
 9.トランプ関税が高ければ米国内のインフレ上昇
10.今年のサプライズリスクは「米中大接近」
11.トランプの求めているのは「ノーベル平和賞」
12.トランプは「譲歩=ディールの達人」
13.スーザン・ワイルズが対中強硬と親中の手綱を引く
14.インフレ問題は「体感インフレ」を下げる
15.トランプは初めに怒らせてはいけない
16.石破がトランプに気に入られるために
                (敬称略)

片山さつき

片山さつき
参議院議員

自民党全国比例区選出参議院議員(参院3期+衆院1期)。金融調査会長・副幹事長・予算委理事・税調副会長。1959年、埼玉県浦和市(現・さいたま市)生まれ。東京大学法学部卒業後、フランス国立行政学院(ENA)修了。1982年大蔵省(現・財務省)入省、女性初の主計局主計官などを歴任。2005年の衆議院議員選挙で初当選。元内閣府特命担当大臣(地方創生・規制改革、女性活躍等)、自民党総務会長代理、政調会長代理、外交防衛委員長等を歴任。議員立法多数。

ジョセフ・クラフト

ジョセフ・クラフト
ロールシャッハ・アドバイザリー代表取締役

1964年に神奈川県で生まれ、1986年カリフォルニア大学バークレイを校卒業。同年にモルガン・スタンレー・ニューヨーク本社に入社。1987年同社東京支社に着任し、2000年に為替本部アジア共同責任者や債券トレーディングのマネージングディレクターを務めた。2010年にバンク・オブ・アメリカ東京支店副支店長兼為替本部長を経て、2015年にロールシャッハ・アドバイザリー(株)を設立、代表取締役に就任。その他、ソニー・グループ株式会社社外取締役や東京エレクトロン株式会社の社外取締役に現在就いている。

※ プロフィールは放送日2025.01.24時点の情報です

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