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Vol.648 会員限定

石破首相は政治資金規正法違反だ!

なぜ石破退陣に与野党の熱量が足りないか

2025.03.21 60分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 首相が配る10万円の商品券をとっかかりに、日本の政治の現状をどう見るか。どの政党にとっても非常に問題が深刻な今、誰が総理になっても物事は簡単ではありません。
 けれどもこんな時こそ、死に物狂いになって、状況の展開をはからなければなりません。そんな気概を持った政治家はいるのか、その不在に何となく腹立たしい想いを抱きながら論じあったのでした。
 皆様も政治家を叱咤し、鼓舞する気持ちをそれぞれの持ち場で表現してくださればと思います。

≪対談で語られた論点≫
 1.髙井弁護士「なぜ石破商品券は規制法違反か」
 2.石破首相は「刑事司法に対する容喙(ようかい)」だ
 3.公邸会食の後、1年生議員オンレコ証言があった
 4.安倍派議員は不記載=形式犯、石破配布は実質犯で悪質
 5.相次ぐ配布リークは石破首相の罪を薄くするためか
 6.石破茂語録「共に祈りましょう」は怨念の祈りか
 7.なぜ「石破おろし」に与野党共に熱量がないのか
 8.参院選は立憲民主より国民民主に票が出る
 9.自民幹部は「負け戦さの大将」なりたくない
10.緊縮財政は失敗なのになぜ減税しないのか
11.火中の栗を拾えない政治家に日本を任せられない
12.岸田元首相と今井元首相補佐官の不思議な動き
13.高市総裁への進路をふさぐ財務省+中国+野党
14.高市総裁は総理になれるか
15.大動乱の国際情勢の中で日本を引っ張るリーダーは誰?

髙井康行

髙井康行
弁護士・元東京高検刑事部検事

1970年早稲田大学法学部卒業。72年に検事任官後,東京地検特捜部等に勤務し,90年からは福岡地検刑事部長,東京地検刑事部副部長,横浜地検特別刑事部長などを務め,97年6月,東京高検刑事部検事で退官後,同年9月弁護士登録。主に企業のコンプライアンス,危機管理に関する業務,企業の事業活動に伴う刑事事件等を取り扱う。その傍ら,公益活動として,政府の司法制度改革推進本部の刑事関係の検討会委員,捜査手法・取調べの高度化を図るための研究会委員などを務める。

門田隆将

門田隆将
作家・ジャーナリスト

1958 年高知県生まれ。 中央大学法学部卒業後、新潮社に入社。 週刊新潮編集部に配属され、記者、デスク、次長、副部長を経て、2008 年4月独立。 「毅然と生きた日本人」をテーマに幅広い分野で作品を執筆。 『この命、義に捧ぐ 台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』で、山本七平賞受賞。主な著書に『なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日』、『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日』、『汝、ふたつの故国に殉ず 台湾で英雄となったある日本人の物語』、『奇跡の歌 戦争と望郷とペギー葉山』(小学館)、『オウム死刑囚 魂の遍歴 井上嘉浩 すべての罪はわが身にあり』、『日中友好侵略史』など多数。

※ プロフィールは放送日2025.03.21時点の情報です

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