岩田清文
元陸上幕僚長
1957年生まれ。79年に防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。戦車部隊勤務を経て、93年、米陸軍指揮幕僚大学へ留学。2010年、陸将、第7師団長。11年、統合幕僚副長。12年、北部方面総監。13年、第34代陸上幕僚長と歴任し、16年に退官。
トランプ米国は本当に助けに来るか?
尖閣周辺では中国艦船から飛び立ったヘリコプターが日本領空を侵犯しました。空は、絶対主権の空間です。日本政府の無策は中国の横暴を許し、中国の蛮行を常態化させます。そして中国が尖閣を奪う日が近づくのです。
米インド・太平洋ババロ将軍は、4・10上院公聴会で「台湾周辺での北京の積極攻勢は訓練でなく台湾統一の実戦さながらになっている」と証言しました。
シンクタンク「国基研」は、人民解放軍東部戦区が4月に行った陸、海、空、ミサイル4軍による台湾完全制圧を目指す実戦さながらの訓練の実態を詳しく分析しました。石破政権が何もせず黙っている間に、台湾が本当に危なくなっています。
5月16日金曜夜9時『櫻井よしこの言論テレビ』第656回放送は、「国基研」理事長でもある櫻井よしこキャスターと元陸上幕僚長の岩田清文さんが、実戦さながらの訓練を繰り返す中国に日米はどう対処すればよいかを論じます。
≪対談で語られた論点≫
1.まさしく台湾の危機、その実態とは
2.中国が実戦並みに台湾封鎖「海峡雷霆・2025A」
3.日米が台湾防衛のために図上演習「キーン・エッジ」
4.「国基研」衛星映像が暴く台湾LNG基地想定「実弾射撃」
5.尖閣周辺で中国ヘリが領空侵犯、艦艇4隻が領海侵犯
6.中国の領空侵犯に石破首相は何一つ抗議せず
7.戦後80年、今の時代をどう認識すべきなのか
8.アメリカの力は中国に勝るか
9.中国の台湾侵攻を防ぎきれない軍事的理由
10.中国は宇宙空間の軍事力では圧倒的優位
11.極超音速滑空兵器DF-17はなぜ防ぎようがないのか
12.米海軍が落ちぶれた!軍艦の甲板が錆びてボロボロ
13.中国の核弾頭を作る軍拡スピードが異常だ
14.台湾有事にも中露が連携して攻める可能性
15.2027年までに勃発すると言われる台湾有事に備えよ
16.台湾有事に本当にアメリカは参戦するか
17.中国に日本が「戦う意志と能力」を示せ!
岩田清文
元陸上幕僚長
1957年生まれ。79年に防衛大学校卒業後、陸上自衛隊に入隊。戦車部隊勤務を経て、93年、米陸軍指揮幕僚大学へ留学。2010年、陸将、第7師団長。11年、統合幕僚副長。12年、北部方面総監。13年、第34代陸上幕僚長と歴任し、16年に退官。
※ プロフィールは放送日2025.05.16時点の情報です
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