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Vol.45 一般公開

「安倍総理は靖国に行かなければ、長期政権は厳しいね」
小泉官邸、安倍官邸「権力中枢」を舞台裏から見た真実

2013.08.30 78分

 飯島勲内閣官房参与は,5月に北朝鮮、7月に中国、8月にはパレスチナ・トルコを訪問しています。飯島参与は北朝鮮では拉致問題の解決に向けて、中国では日中首脳会談に向けて、誰とどんな話し合いをしたのか、安倍総理と同じ時期に中東を訪れた飯島参与の目的はなんだったのか、小泉元総理を舞台裏から支えた辣腕参謀と厳しい取材で知られる櫻井キャスターの白熱した議論をお届するのが企画の狙いです。            
 櫻井キャスターは靖国問題で「歴代総理は、靖国に行こうとすると周りの外務官僚、同僚議員、閣僚、経団連から止められ、中国や韓国から言われ、踏み切れない。飯島さんの参謀としての努力もあり小泉さんは行かれた。安倍さんはどうか」と問いました。飯島参与は、昨年暮の御用納めの27日、安倍総理に靖国神社に行ってもらえるよう手筈も整えたが実現しなかった裏事情を語った後に「新年も8月15日にも行けなかった。これから首脳会談もあるとか取り巻きの外交官の思考回路では、もうずっと行けないでしょう。長期政権には厳しい」と指摘しました。この後対談はパレスチナ、トルコ訪問の目的、中国訪問と首脳会談、北朝鮮訪問と拉致問題の解決など飯島参与と櫻井キャスターの鍔(つば)迫り合いの音が聞こえそうな1時間の対談が実現しました。

≪動画インデックス≫
 1.表の外交は外務省だが、インテリジェンスや裏の情報がなければ外交は出来ない
 2.今明かす!小泉元総理が靖国参拝を行った裏事情
 3.安倍総理が靖国参拝に踏み切れない事情とは?
 4.安倍総理は公約である靖国参拝を実行しなければ長期政権は厳しい
 5.習近平は常務委員の人事が終わらないと日中首脳会談を開けない
 6.安倍外交の組み立ては、総理自身と当時の小泉内閣の秘書官チームだった
 7.伏して日中首脳会談はやる必要はない!課題抜き、時間制限なしがトップ会談だ
 8.安倍総理の圧力、制裁では拉致は解決しない、北朝鮮とのトップ交渉が必要だ!
 9.拉致問題を全面解決しなければ北朝鮮訪問などしていない
10.小泉内閣は拉致被害者を連れ戻した時に、100億ドル援助を約束したか? 
11.飯島参与が安倍総理を評価する

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飯島 勲

飯島 勲
内閣官房参与

1945年長野県生まれ。東京電機大学短大電気科を卒業。1972年初当選した小泉純一郎元首相の秘書に就任、以来30年間、衆院選10期連続当選の小泉議員の政策担当秘書を務めた。小泉議員入閣とともに厚生大臣秘書官、郵政大臣秘書官、その後再び厚生大臣秘書官となる。自民党秘書会副会長なども務め、永年秘書衆議院議長表彰を受けた。現在、安倍政権の内閣参与(特命担当)、松本歯科大学特任教授。著書に『小泉官邸秘録』、『実録小泉外交』、『小泉元総理秘書官が明かす 人生「裏ワザ」手帖』など多数。

※ プロフィールは放送日2013.08.30時点の情報です

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