≪櫻井よしこの対談後記≫
　まさに安倍総理の大黒柱として国政全般に目を配っています。
　増え続ける武漢ウイルスの新規感染者についてまず伺いました。官房長官は、感染者は増えているけれども重症者が低い水準で横這いであること、ウイルスについての知見が増えてきて対処の仕方もかなり分かってきたこと、結果として例えば隔離しなければならない日数が大幅に減ったことなどを語って下さいました。
　ポスト安倍について、米中関係、憲法改正についても官房長官の立場では答えられない部分が沢山ありましたが、兎に角聞いてみました。

≪対談で語られた論点≫
　１．感染者が増えたが重症者は減った理由
　２．小池都知事との確執はあるのか
　３．Go Toと感染拡大防止の両立は可能だ
　４．ダム水量調整権限を国交省に一元化できた
　５．なぜ閣僚はアベノマスクをつけないのか
　６．米中対立激化！日本はどうする
　７．戦時朝鮮労働者問題での日本の対抗策は
　８．8月中国船が押寄せる尖閣危機は起こるか
　９．ポスト安倍の誰が憲法改正をできるか

菅義偉
内閣官房長官

1948年秋田県生まれ。高校卒業後に集団就職で上京。法政大学卒。26歳の時「人生を政治にかけよう」と志を立てる。小此木彦三郎氏（当時衆議院議員）の秘書、横浜市議を経て、1996年神奈川2区から衆議院選挙に出馬、当選を果たす。以後7期連続小選挙区当選。2006年に第1次安倍内閣で総務大臣に就任、ふるさと納税の創設に尽力した。2012年に第二次安倍内閣の内閣官房長官に就任、第三次安倍内閣でも留任した。 著書に『政治家の覚悟 官僚を動かせ』など多数。

※ プロフィールは放送日2020.08.07時点の情報です