≪櫻井よしこの対談後記≫
あと3日経てば正式に菅官房長官が自民党総裁となります。その2日後に菅さんは正式に日本国の総理になります。
心の中では着々と組閣人事党人事を固めていることでしょう。7年8か月、安倍総理と共に働いた人ですから安倍さんと基本路線は同じでしょう。それでも一人一人の価値観によって路線は変わってきます。日本の命運を変えてしまう沢山の岐路が待ち構えているいま、新総理の下す決定は比類なく重要なものとなります。
石橋文登さん、竹田恒泰さん、田北真樹子さん、花田紀凱さんと共に菅政権の人事を予測しました。菅さんは一体何者かも論じました。そこで得た結論は、言葉数は少ないけれども、一旦言葉にしたらぶれず突き進む政治家だということでした。菅政権は恐らく長期政権になるだろうということでも皆の意見は一致しました。
年内に総選挙を打って、野党立憲民主党決定的な敗北に追い込み、日本の蘇りを果たすことができるか。
≪対談で語られた論点≫
1.総裁選地方票も菅氏が圧勝予測
2.国会議員票は選挙後に“犯人捜し”
3.岸田派47人はすでに“刃こぼれ”の噂
4.安倍政権を支えた菅、二階、森山、今井
5.菅氏は官邸の“鍵穴”を知り尽くしていた
6.菅政権は短期でなく長期政権になる
7.「ありがとう晋ちゃん」饅頭がバカ売れ
8.「安倍ロス」が続いている間に解散すべき
9.海外首脳が次々と電話で安倍辞任を悲しむ
10.櫻井が語る「安倍晋三が成し遂げたもの」
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竹田恒泰
作家
昭和50年に東京生まれ。生家は旧皇族・竹田家で、明治天皇の玄孫に当たる。慶應義塾大学法学部卒業、憲法学・史学の研究に従事する。日本オリンピック委員会(JOC)会長の竹田恒和氏は父。平成18年に著書『語られなかった皇族たちの真実』で山本七平賞を受賞、その他『エコマインド~環境の教科書』、『皇室へのソボクなギモン』(共著)、『旧皇族が語る天皇の日本史』、『面白いけど笑えない中国の話』、『面白いけど笑えない韓国の話』など著書多数。ニコニコ動画「竹田恒泰チャンネル」で新聞記事解説を配信中。
石橋文登
政治ジャーナリスト・千葉工業大学特別教授
1966年福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役、2020年7月から特別教授。著書に「安倍『一強』の秘密」(飛鳥新社)、「国会議員に読ませたい敗戦秘話」(産経新聞出版、共著)、「『脱原発』が地方を滅ぼす」(産経新聞出版、共著)など多数。
田北真樹子
産経新聞月刊「正論」編集長
1970年大分県生まれ。米国シアトル大学コミュニケーション学部でジャーナリズムを専攻し、96年産経新聞入社。整理部記者、前橋支局、外信部を経て、2000年から政治部。森喜朗首相の総理番を振り出しに、首相官邸、自民党、外務省を担当、09年にニューデリー支局長に就任。13年以降は、「歴史戦」取材班などで慰安婦問題などを取材してきた。15年に政治部に戻り首相官邸キャップを経て、現在は産経新聞正論編集長。
※ プロフィールは放送日2020.09.11時点の情報です