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Vol.449 会員限定

見上げてごらん。無限に広がる大宇宙を

星影で渦巻く中国の「宇宙覇権」への野望

2021.05.28 62分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今夜は宇宙をテーマにしました。私たちの考える宇宙は通常、夢や理想の対象です。私も日本テレビのキャスターを辞めた後、10年くらいしたら宇宙に飛び立てるかと想像したことがあります。
 普通の人間が宇宙旅行をする日はまだ来ていません。けれども宇宙の成り立ちの不思議を思うと胸がときめきます。
 そんな側面とは全く別に地球近くの宇宙空間は熾烈な戦いの場になっています。中国の勢力拡張は人類を幸福にするのか。しないと思うのが普通です。
 この中国をどう牽制するのか。そんなことを真剣に考えなければならないのが、地球周辺の宇宙空間です。
 宇宙政策の第一人者、鈴木一人さんがゲストです。宇宙基本法を作った新進気鋭の学者です。

≪対談で語られた論点≫
 1.アポロ17号乗組員は月面でゴルフ
 2.月の裏側で中国探査車「玉兎2号」が活動中
 3.米探査機は火星着陸後ヘリ飛行に成功
 4.今の火星は未来の地球
 5.「有限の宇宙」と「無限の宇宙」
 6.月にミサイル基地を設けても役に立たない
 7.「有限の宇宙」でなにが起きているのか?
 8.中国は制御せずロケットの残骸を落とす
 9.中国は宇宙開発優先で人命軽視
10.2007年に中国が衛星破壊し宇宙安保時代
11.宇宙開発に軍事関係者は参加できなかった
12.中国は宇宙開発をする中心機関がない
13.国際協力で月面着陸を行うアルテミス計画
14.日本の得意技「デブリ(宇宙ゴミ)除去」

鈴木一人
東京大学公共政策大学院教授

1970年、長野県生まれ。立命館大学国際関係学部中途退学、同大学院国際関係研究科博士後期課程退学後、英国サセックス大学ヨーロッ パ研究所博士課程修了。筑波大学大学院人文社会科学研究科准教授などを経て、2008年から北海道大学公共政策大学院准教授、2011年から教授。2012年4月から北海道大学大学院法学研究科教授。2015年4月から北海道大学公共政策大学院教授兼北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター共同研究員。2020年10月から東京大学公共政策大学院教授。専攻は、国際政治経済、ヨーロッパ研究、宇宙開発政策など。著書に『宇宙開発と国際政治』(岩波書店、第34回サントリー学芸賞受賞)、共著に『グローバリゼーションと国民国家』(青木書店)、編著に『EUの規制力』(日本経済評論社)など。

※ プロフィールは放送日2021.05.28時点の情報です

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