≪櫻井よしこの対談後記≫
今夜は言論テレビ初出演の橋本五郎さんをお招きしました。お相手は有元隆志さんです。衆議院選挙まであと9日。日本にとって非常に重要な選挙が刻々と近づいています。
今回の選挙の第一の特徴はなんと言っても共産党と立憲民主党の共闘が成立したことです。132の選挙区で統一候補が擁立されます。彼らが当選すれば、日本の政治はがらりと変わると考えなければいなりません。番組の内容を読んでくださればわかりますが、もっと私たちは共産主義の怖さを知っておくべきだと心底思います。
番組では五郎節が冴えていました。有元さんが落ち着いた票の分析をしてくれました。
≪対談で語られた論点≫
1.自民単独過半数獲得でも議席約40減
2.自民比例70獲得は安倍政権でもなかった
3.政党支持率が比例区を決める
4.289選挙区のうち132で与野党が一騎打ち
5.石原兄弟が東京で危ない
6.なぜ共産党は自衛隊災害派遣に反対しないか
7.中国も日本も共産党は騙しがうまい
8.共産党が危険なことをなぜメディアは伝えない
9.ジャーナリズム使命は「国民のなぜに答える」
10.「民主集中」の共産党に言論の自由はない
11.枝野政権が実現しないので国民に危機感がない
12.野党が政権を取る時は左でなく中道に寄る
13.バラまき金額は競うが財源を言わない
14.総理大臣は機会あるごとに発信すべきだ
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橋本五郎
読売新聞特別編集委員
1946年秋田県生まれ。1970年慶応大法学部政治学科卒業、読売新聞社に入社。論説委 員、政治部長、編集局次長を歴任し、2006年より特別編集委員。読売新聞紙上でコラ ム「五郎ワールド」を連載、書評委員も担当する。また、読売テレビ系「ウェークア ップ!ぷらす」「情報ライブミヤネ屋」などの報道番組でコメンテーターを務める 。2014年度日本記者クラブ賞受賞。著書に『新聞の力』、『総理の覚悟』、『一も人 、二も人,三も人』、『どうなる日本』、『虚心に読む・書評の仕事 2011-2020』な ど多数。
有元隆志
産経新聞月刊「正論」発行人兼調査室長
1965年神奈川県生まれ。学習院大学法学部卒業、1989年産経新聞社入社。ワシントン特派員、政治部次長、編集局副編集長、政治部長を歴任。現在、フジサンケイグループの理論的支柱である月刊誌『正論』の発行人兼調査室長を務める。主な著書に「歴史戦」「日本共産党研究」(産経新聞出版、共著)など。
※ プロフィールは放送日2021.10.22時点の情報です