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Vol.483 会員限定

極超音速ミサイルは金王朝三代の野望

韓国大統領選は誰が勝っても“超反日で過激”

2022.01.21 64分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今夜は朝鮮半島情勢でした。
 西岡力さんと洪熒さんです。金正恩の常軌を逸した連続ミサイル発射の意味は何なのか。連続ミサイル発射は金日成時代からの北朝鮮の国是だったというのが一つの結論です。
 朝鮮戦争のさなか、金日成は北朝鮮が韓国を併合出来ないのは、米軍のせいだと気づき、米国本土を攻撃出来る核能力を打ち立てることを決意しました。以来、金正日、金正恩と三代続く野望がいま、極超音速ミサイルとなっているわけです。
 南の韓国では大統領選挙が行われています。あと約50日、3人の候補者たちはどの人をとっても反日、反米の気運の強い人達です。
 この点について西岡さんと私の意見は一致しましたが、洪熒さんは尹錫悦になれば韓国はより良くなり、日韓関係も改善すると楽観的でした。
 北も南も難しい国であることはまちがいありません。ポイントは朝鮮半島の人々は強い国に巻かれ、強い国に従うということです。日本が強くなるしか道はないのです。

≪対談で語られた論点≫
 1.支持率は文在寅政権の世論操作の結果
 2.李候補の支持率は40%を越えない
 3.李候補の支持者は暴力的な過激左翼
 4.文在寅政権交代の世論支持は55%
 5.李候補は反日・反韓で米韓司令部解体
 6.李、尹どちらでも日韓関係は正常化しない
 7.北は核を中国のために使い、“中国の犬”になる
 8.中朝関係は上下関係で成立していない
 9.極超音速の技術は中国が北に与えた
10.ミサイル発射は北の内部矛盾から目をそらすため
11.北の戦略兵器開発は軍でなく国防科学院が行う 
12.北朝鮮の目的は米本土に届く核兵器の完成
13.北の発射は飛行距離から韓国内米軍基地を叩く
14.発射実験は米本土攻撃ミサイルの「最後の段階」
15.金日成の核開発決意は、米軍に朝鮮戦争で負けたから
16.超音速ミサイル参観写真で金正恩、金与正は“後ろ姿”

西岡力
「救う会」会長・国基研企画委員

1956年東京都生まれ。1979年国際基督教大学卒、筑波大学大学院修士課程修了、韓国・延世大学校に留学。2000年 東京基督教大学教授、2016年 麗澤大学客員教授。現代コリア研究所の発行誌『現代コリア』の編集長。1998年「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」の設立に関与し、現在「救う会」の会長を務める。国家基本問題研究所に評議員・企画委員。著書に『北朝鮮に取り込まれる韓国』(PHP研究所)、 『日韓「歴史問題」の真実』(PHP研究所)、 『韓国分裂―親北左派vs韓米日同盟派の戦い』(扶桑社)、 『北朝鮮の「核」「拉致」は解決できる』(PHP研究所)、『南・北朝鮮、同時崩壊か?』(東京財団)、『よくわかる慰安婦問題』(草思社)『金賢姫からの手紙』(草思社) など多数。

洪熒
統一日報論説主幹

1948年生まれ。ソウル出身。陸軍士官学校卒業。歩兵将校として野戦部隊の小隊長などを経て国防部勤務。外務部へ転職後、駐日韓国大使館で参事官と公使を務める。退官後、早稲田大学客員研究員, 桜美林大学客員教授を経て、現在、統一日報論説主幹。訳書に『蜃気楼か?中国経済』など。

※ プロフィールは放送日2022.01.21時点の情報です

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