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内閣改造まさかの10日。統一教会がらみ?

中国のEEZミサイル着弾は日本を狙った

2022.08.05 68分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 今日夕方内閣改造のニュースが舞い込んできました。9月と思われていたのが8月10日に早まりました。小野寺五典元防衛大臣と台北の産経総局長、矢板明夫さんとともに、ナンシー・ペロシさんの訪台問題について論じる予定でしたが、急遽冒頭で岸田政権の改造人事について語りました。
 突然の決定は岸田さんが統一教会と自民党、とりわけ安倍さんの清和会との関係を気にしているからだとの情報があります。
 小野寺さんはそれも一因だろうと認めた上で、岸田さんが空気を一新したいと考えているのではないかと見ます。
 それは結果として岸田さんによる安倍氏の影響力一掃になるのではないかという気もします。行方を見守りたいと思います。
 ペロシさんの台湾訪問は、アメリカの対中政策にどんな変化を及ぼすのか。米中両国政府はペロシ氏の台湾訪問は絶対にとめられないことを知っており、相互にその点を認めていたことが分かっています。その上で双方の軍事行動を小野寺さんは「Kabuki」と呼びました。
 米中関係は複雑です。しかし最終的にものをいうのは軍事力です。日本もそのことをきちんと認識しておかなければ大変なことになります。
 もう一つ、ペロシ外交が示したことは、決して中国の脅しに屈してはならないということです。

≪対談で語られた論点≫
 1.★「速報」小野寺五典元防衛大臣に8・10内閣改造と聞く
 2.岸田・ペロシ会談の内容
 3.韓国大統領はペロシ議長と電話会談、中国に配慮?
 4.米中共にペロシ訪台が止まらないことを知っていた
 5.中国が知っていながら大演習で威嚇する理由
 6.中国の反応はいつもWスタンダード
 7.EEZに5発撃ちこまれ電話で抗議はなまぬるい
 8.ウクライナ戦争で台湾国民の士気も高まった
 9.日本を試すために中国はEEZにミサイルを撃ち込んだ
10.日本は台湾と安保情報を共有すべきだ
11.安倍国葬に蔡英文総統を招待せよ
12.米空母が出れば中国艦船は引いたが今回は強気
13.米中が「歌舞伎」を演じて軍事危機を収める方向
14.中国は西側+東側の軍事演習で「台湾封鎖」を完成
15.日本周辺で増えている中国無人機対策を急げ
16.日本を護るためには防衛費2%増額でも不十分だ

小野寺五典
元防衛大臣

1960年宮城県生まれ。東京水産大学卒、松下政経塾、東京大学大学院法学政治学研究科修了。1997年衆議院宮城6区補欠選挙で初当選。2000年米国ジョンズ・ホプキンス大高等国際問題研究所客員研究員。2007年外務副大臣(第1次安倍改造内閣)、2012年防衛大臣(第2次安倍内閣)を歴任。2017年再び防衛大臣(第3次安倍第3次改造内閣) に就任。

矢板明夫
産経新聞台北支局長

1972年中国天津市生まれ。15歳のときに残留孤児2世として日本に移り住む。1997年慶応義塾大学文学部卒業。同年松下政経塾に入塾(第18期)。研究テーマはアジア外交。その後、中国社会科学院日本研究所特別研究員、南開大学非常勤講師などを経て、2002年中国社会科学院大学院博士課程修了後、産経新聞入社。さいたま総局などを経て、2007年から産経新聞中国総局(北京)特派員、2017年から外信部次長、2020年から現職。著書に『習近平の悲劇』(産経新聞出版)、『習近平 なぜ暴走するのか』(文春文庫)、『私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた』(石平氏との共著、ビジネス社)などがある。

※ プロフィールは放送日2022.08.05時点の情報です

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