真田幸光
国際金融経済学者・愛知淑徳大学教授
1957年東京都生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業。1981年東京銀行入行、95年韓国延世大学留学、97年東京三菱銀行ソウル支店主任支店長代理、同年ドレスナー銀行東京支店企業融資部部長。98年愛知淑徳大学ビジネス・コミュニケーション研究所助教授、2002年同コミュニケーション学部教授を経て、04年より同大学ビジネス学部教授に就任。12年より同学部長。真田信繁(幸村)の兄信之の直系子孫。
尹錫悦大統領はなぜ「核」を欲しがったか?
≪櫻井よしこの対談後記≫
朝鮮半島が核の新たな局面に入りました。
北朝鮮がアメリカ本土に届く大陸間弾道ミサイルを持ち,その上に核を乗せる。韓国も自前の核を持つと言い出しました。
まさに中国・ロシア・朝鮮半島。日本を取り囲む国々の全てが核を持ち、使いかねない時代に入ったのです。
訪米した韓国のユンソクヨル大統領は、アメリカの核による抑止力を強め何を目指したのか。アメリカとの新たな核協議グループ設立が何を意味するのか。
日本人にはなかなかわかりにくい、朝鮮半島の人々の考え方やユン大統領の作戦を二人の専門家に論じてもらいました。真田幸光さん、愛知淑徳大学教授。鈴置高史さん、元日経新聞編集委員です。
結論は、日本は決して韓国を信じてはならないとのことでした。改めて言う必要はないかもしれませんが、心に留めておかなければならない警告です。
≪対談で語られた論点≫
1.憲法改正、政治家よりも「国民が前を走る」
2.米韓首脳会談の評価
3.“民族の核”北朝鮮核実験に韓国民が興奮
4.韓国は密かに核武装をする準備をしていた
5.核原潜寄港は政治的意味があるが軍事的意味なし
6.「核協議グループ」で韓国発言力はほとんどない
7.尹錫悦は核共有、保有方向に政策を大転換
8.尹錫悦は曲者で外務省は高く評価してはいけない
9.米国は台湾有事の際に韓国に期待していない
10.台湾有事で中国が韓国米軍基地を狙っても韓国は動かない
11.韓国は世界で覇権交代があれば勝つ方につく
12.中国は米韓首脳会談後の尹錫悦にどうでるか
13.尹錫悦は節操がないが知恵は回る
14.韓国は信頼できないが、こちら側に引きつけておく
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真田幸光
国際金融経済学者・愛知淑徳大学教授
1957年東京都生まれ。慶応義塾大学法学部政治学科卒業。1981年東京銀行入行、95年韓国延世大学留学、97年東京三菱銀行ソウル支店主任支店長代理、同年ドレスナー銀行東京支店企業融資部部長。98年愛知淑徳大学ビジネス・コミュニケーション研究所助教授、2002年同コミュニケーション学部教授を経て、04年より同大学ビジネス学部教授に就任。12年より同学部長。真田信繁(幸村)の兄信之の直系子孫。
鈴置高史
ジャーナリスト・元日経新聞編集委員
1954年愛知県生まれ。77年日本経済新聞入社。大阪経済部、東大阪分室、国際部を経て、ソウル・香港支局経済解説部長、編集委員。2018年退社。「中国産業の勃興」を描き02年度ボーン上田賞受賞 06年東西センター・ジェファーソン・フェロー 近著に『米韓同盟消滅』、『韓国民主政治の自壊』
※ プロフィールは放送日2023.05.05時点の情報です
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