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Vol.552 会員限定

萩生田政調会長がLGBT法案を語る

ゼレンスキー電撃来日で岸田6月解散か?

2023.05.19 66分

≪櫻井よしこの対談後記≫
 いま多くの人の関心事であるLGBT法案について、自民党の萩生田政調会長にお聞きしました。政治ジャーナリストの石橋文登さんも加えて、落ち着いた議論ができたと思います。
 多くの人が、自民党が国会に提出したLGBT法案に不安を感じています。なぜこんな不必要な法案を出すのか。問題だらけの法案を日本だけなぜ作らなければならないのか。G7のほかの国にはLGBTに特化した法律は無いのです。
 こうした疑問に萩生田さんは1つ1つ答えました。疑問は氷解しました。みなさまもどうぞ、一緒に考えてください。
 無論、ゼレンスキー大統領が急遽参加することになったG7についても議論しました。安倍派の将来と、萩生田さんの将来の展望についても質問しました。
 非常に面白いセッションになったと思います。どうぞお楽しみください

≪対談で語られた論点≫
 1.ゼレンスキー大統領のサミット電撃参加の狙い
 2.核廃絶と核をめぐる現実とのギャップをどう埋めるか
 3.国際情勢は軍事費がGDP比3.6%に向かう可能性
 4.日本の期限切れ兵器を廃棄前にウクライナに供給できるか
 5.「アジアの中の日本」が萩生田ASEAN党外交の心
 6.ASEAN50周年を機に“お人好し外交”から脱皮
 7.LGBT法案の党内手続きに瑕疵はあったか?
 8.自民党部会は採決を取る場所ではない
 9.政調会長に手続きがおかしいと言った議員はいなかった
10.2017年安倍選挙公約にはLGBT議員立法を目指すとある
11.国会提出のLGBT法案に国民の不安があればそれに答えるルールを作る
12.岸田首相がLGBT法案をサミットまでに形にするよう急がせた
13.LGBT当時者団体が会見しLGBT法案は「必要ありません」
14.自治体などの混乱を防ぐため基本計画ガイドラインを作る
15.100人越え最大派閥安倍派はどうなる?

萩生田光一

萩生田光一
自民党政調会長

1963年東京都生まれ。明治大学卒業。大学在学中より政治の世界に入り、27歳で八王子市議会議員に当選、37歳で東京都議会議員に当選した。40歳で衆議院議員初当選、自民党青年局長や文部科学大臣政務官、官邸と自民党をつなぐパイプ役である自民党筆頭副幹事長兼党総裁特別補佐、内閣官房副長官、自民党幹事長代行、文部科学大臣、経済産業大臣を歴任。現在は自民党政調会長。

石橋文登

石橋文登
政治ジャーナリスト・千葉工業大学特別教授

1966年福岡県生まれ。90年、京都大学農学部を卒業後、産経新聞社に入社。奈良支局、京都総局、大阪社会部を経て2002年に政治部に異動。政治部次長を経て、編集局次長兼政治部長などを歴任。2019年4月、同社を退社。6月から千葉工業大学審議役、2020年7月から特別教授。著書に「安倍『一強』の秘密」(飛鳥新社)、「国会議員に読ませたい敗戦秘話」(産経新聞出版、共著)、「『脱原発』が地方を滅ぼす」(産経新聞出版、共著)など多数。

※ プロフィールは放送日2023.05.19時点の情報です

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